2014年7月18日金曜日

「敏感な涙腺」

2014年7 月18日

東京に出てきてからの友人で、10代のころよく遊んだ「あいつ」が病に倒れた。今朝見舞ったのだが「情けないよ」「頑張れよ」が彼から聞き取れた言葉だった。手を握っていたら、眠ったようだったので気を許したら涙が止まらなくなってしまった。本人の前で涙などご法度なのはわかっているのだが・・・。検査入院と聞いていたのだがそうではないらしい。「また遊びに連れてって」と語りかけるのが精いっぱいだった。こんな弁達者なはずの藤原が言葉を見つけられない・・・。

彼のことを思うとなぜか「涙モード」になってしまう。不思議な感覚だ。あんなに威張りん坊だった「あいつ」と現実にギャップがあり過ぎるのだ。

昨日は「BS日本のうた」の収録だった。北島さんが頑張ってくれた。「今日はお前のために・・・」と言ってくれた。いいスペシャルステージだったと思う。本番中はステージの後ろにいたものだから、北島さんの後姿を見ていたのだが、途中で泣けた。本番が終わってから「親父」という曲の話になった時、北島さんがこう言った。「藤原は泣いてたろ」。

最近、特に涙腺が弱いという事ではない。ある種の感情と状況に涙腺が敏感に反応するだけなのだ。反応が激しくなってきた、という事はあるのかもしれないが。

そうそう、こうも言った。「今日は気持ちのいいところで音が出てくるんだよ」。そうか、終わってから指揮者に握手を求めたのはそのせいだったんだ。
(音を出すタイミングの合図は、全部藤原が出していたんだけど・・・)
他の会社はADさんがやる仕事だからね。神野美伽ちゃんがリハの時、藤原の姿を見つけて「こんなところにいたんですか」と驚いているから「見張り!」と返したのだが、そんなもんだ。

今日は曇り空。夏!早く来いよ!!!



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