2015年11月27日金曜日

「韓国ドラマに涙」

「冬のソナタ」が爆発的ヒットをしたあと、NHKは立て続けに韓国ドラマを放映した。当時「BS2ドラマバー」という番組を制作していたので、仕事のために結構沢山ドラマを観た。その中で「春のワルツ」という番組にはまったっけ。内容はかなりめちゃくちゃなストーリーなのだが、切ない親子関係などが描かれていたと思う。

さて、このところハマっている韓国ドラマがあるのだ。タイトルはどうでもいいので認識していないが、複雑な人間関係と親子関係を描いている。作りはひどすぎてB級とかC級というレベルで、まるで漫画的つくりなのだが、これがハマるのだ。なぜなのだろう・・・そんなこと、あり得ないだろうというシーンの連続。だが、扱っているテーマは親子愛、家族愛、美しすぎる恋物語で、ある意味エンターテイメントだ。登場人物の相関図を作らないとその関係性についてはいけない。

だが、なぜか涙を誘われるのだ。ドラマの設計図としては、ほとんどリアリティーがないのに、泣かせるツボはある。で、何度も泣くことになる。感情移入が早すぎると笑われるのだが。夜遅く帰ってニュースもいい加減終わった時間、飯と酒の相手には丁度いい存在のドラマなのだ。ジャンルとしてはホームドラマというジャンルらしい。昨夜も夜中12時過ぎに帰ったものだから遅い晩飯を食いながら観たよ。そろそろ最終回が近づいてきた感じだった。いつ、あの二人、実の親子関係だと明かされるのかなぁ、などと次回を期待したりして。(笑)

で、毎回終わり方が小憎たらしい。クリフハンガーの手法をこれ見よがしに使うのだ。あざとい。で、次も観たくなる。ハマっている証拠だ。(笑)

日本人の性格はどうもリアリティーを求める傾向がある気がする。いいんだよ、バカバカしくても面白ければ、とこの程度のノリが無いといけないのでしょうね。しかし、出てくる女優さんの顔、顔、顔、どれもこれも俺でも「整形顔」とわかる美形。素の顔だろうな、という俳優が出てくるとなぜかホッとするのだ。ブス系が愛おしく感じるこの不思議!韓国ドラマだ!

2015年11月24日火曜日

「借り」

会社から歩いて10分ほどの場所に「原宿クエストホール」という会場がある。キャパは着席で300席ほどだろうか。昨日初めて行った。「BORO」のライブがあったからだ。久しぶりに彼の歌を聴いた。

「BORO復活ライブ!」と銘打ったライブで、会場は満席だった。大阪がメインのアーチストだから客入りを心配していたのだがよかった。残念ながらライブ終了後、時間が無かったので挨拶せずに会社に戻ってしまったが、パワフルで元気、なによりだった。聞けば10年ほど病気の連続だったらしい。長いトンネルを抜けたって訳だ。

彼には借りがある・・・そんな思いで今日まで来た。ずいぶん昔、彼で何本かの番組を作っている。「大阪で生まれた女」を18番まで全部紹介した番組とか、「歌が生まれるとき」という番組では彼一人を取り上げて30分の番組を創った。これは借りにならない。その後だ。ある特集番組でゲストとして招いたのだが、その番組の収録で2曲を歌ってもらったと思う。当時演出を担当していたKは時間配分など結構いい加減で、編集が佳境に入って来たときに「藤原さん、尺が足らなくてBOROの歌一曲入らないよ、カットするから本人に言っておいて!」ときたもんだ。たぶんオンエアーまで連絡しなかったと思う。彼の真剣さと熱意を知っているから、言い出せなかったような気がする。トラブルにはならなかったが、それをずっと引きずっていたのだ。

で、彼から東京でのライブの知らせが来たとき、すぐに電話をした。BOROに借りがある・・・と言ったが中身は言わなかった。でも彼は「東京に行くと藤原さんを思い出す」と言ってくれた。それで昨日ライブに出かけてきたわけだが、今度は楽屋に顔を出さなかったことを悔やみ始めるのだ。やれやれ、厄介な性格だ(笑)

何れにしろ、誰にも借りは作らないほうがいい。だが、どうでもいいようなことでも借りと思ってしまう癖があるらしい。貸しも作らないほうがいいね。穏やかに暮らしたかったら、貸し借りなしという事がいい。が、そんな甘い人生、ある訳ないよなぁ~。

2015年11月14日土曜日

「秋の土曜日」

昨日はよく飲んだ。今日は10時30分ごろにはロケハンに出かけようと思っていたのだが、起きたのが10時30分・・・結果出かけたのが12時30分。今どきはすぐに暗くなるから、予定の半分ほどの行動しかできなかった。間に合うかな・・・

先週は番組で岩手の奥州市まで行ってきた。収録が終わった翌日、盛岡まで行き、久々で墓参りをしてきた。父親の墓は亡くなった時以来だから、何年ぶりになるのだろうか・・・複雑な親子関係だから、父親の墓は藤原の墓とは別場所にある。なぜ、急に墓参りの気分になったのか・・・自分でもよくわからないが、なんとなくやるべきことをやった気分だ。

駆け足で2か所のお墓とお寺を回ったものだから、せっかく郷里に行ったのに、急ぎ足で帰ってきてしまった。もう育った場所や学校の面影もないはずだが、せっかく行ったのだから、すこし思い出の土地を訪ねたかった気もする。周辺の紅葉は綺麗だったけどね。

さてさて、年末までのカウントダウンが始まった気がする。毎日がせわしないが、なぜかホッとするのだ。「忙しい」という言葉や現実が藤原にとっての妙薬となる。休みが欲しい、と思うぐらいが丁度いいんだな。いつまで続くか、身体が(笑)

同じ姿勢をとっていると、立ち上がるときスキッと立ち上がれない、そう感じることが多くなった。周囲の仲間もだんだん年寄りが増えてきた。気持ちは充分に若いと自信があるのだが、スポーツカーから颯爽と降りられない、とイメージするようになったらなんだかくやしいね。さて、今日の土曜日は終わりとするか。これも、あれも、明日にしよう!っと。