2016年9月28日水曜日

「充実」

携帯に電話してもなかなか出ない。2、3度続く。周りに聞いてみたら、具合が悪くて出社していません・・・とか。古い友人だから気がかりだ。そして昨日は別人の訃報が。50年来の知人は入院、手術・・・。お互い歳を重ねてきたんだな、とつくづく思う。

だが、さっきベンツの新しいオープンカーの記事を見たら、一生に一度オープンカーも悪くはないかな、と思ったりして。これは元気な証拠なのか、負け惜しみなのか、はたまたやけくそなのか。

身の回りの重い空気をかき消したいだけなのかもしれない。颯爽と駆け抜けて。

さて、今年も「日本賞」の準備が始まった。皇太子さまをお迎えする恒例のイベントなのだが、え!あれからもう一年たったの!?充実していないと、時間の流れが速く感じるそうだ。机の前に居る時間が多すぎることが自分にイラつく原因でもあるんだよなぁ・・・充実かぁ・・・

夕べ長い夢をみた。どうもステージで歌を歌う夢だったような・・・そして不動産屋と家を売るような話をしていた。金額がちいさくてみみっちい話だったような(笑)一瞬目が覚めて「あぁ夢でよかった」と言ったような、思ったような・・・

そんなこんなでまもなく9月も終わる。先日近所の花屋のおばさんから「お孫さんは生まれたんですか~」と声をかけられた。「まだだよ、今はお楽しみ期間中!」と答えた。そうだそうだ、プライベートの充実がもうすぐやってくるんだっけ。オープンカー、いいかもなぁ・・・

2016年9月20日火曜日

「父親」

台風の影響にしても、激しい雨だ。こんな天気が何日か続いて、一気に秋が来るのだろうか。この夏、日焼けを楽しむ余裕もなかったな。

おなかの大きな娘が隣に座っていた。父は「こんなに大きくなったおなか・・・」と言いながらおなかをさすろうとして、あろうことか「おっぱいを!」・・・娘は以外にも平然と笑っていたが父は慌てて、そして大いに照れた。わざとではない!本当に偶然のなせる業だったのだ。

これが娘ではなく、嫁だったら「このクソジジイ!」だよね、と娘の旦那と笑った。いや、笑ってごまかした。ははは、本当にバツが悪かったよ。

娘の歩く後ろ姿を見て、幾度となく「平和」を感じた。いや平和ではなく「幸せ」だな。「こんな気分が幸せってことかな・・・」のようにね。そして昔を思い出す。最初の沐浴は、この父がしてあげたんだぞ~なんてね。

さてさて、そんなこんなで3連休が終わった。3連休したのは正月以来だ。なかなかハッピーだったね。そしてイギリスに居る息子からは行くべき大学院が決まったと連絡が来た。この父の出番はまだまだ続きそうだ。「これはきっと良いことだ、これはきっと良いことだ」と自分に言い聞かせる。

「いつまで働けばいいんだ!」とは決して思わないことにする(笑)。

2016年9月16日金曜日

「三山ひろしコンサート」

一生懸命とか必死とか前向きとか、それらを感じる人と仕事をするのは楽しい。一昨日の三山ひろしNHKホールコンサート、楽しんで演出ができた。ゲストの純烈の6人組、彼らにも同じことを感じる。それぞれが忙しいから合同のリハーサルは殆ど出来ず、バラバラのリハーサルを重ねて本番に臨むことになったのだが、奇跡的に合体(笑)。

オープニングは演奏中のバンドが一斉に手を挙げて彼を迎えるシーンだった。三山君には、迎えてくれるバンドに会釈は必要がないから、まっすぐにお客様だけを見て登場して!と念を押してあったのだが、本番でバンドと目が合ってしまったものだから、バンドへの会釈で登場。こら!ってもんだがこれが彼の人柄だね。

あれが、まっすぐお客様だけを見て登場できるようになったら、一段上がることになるのかな。

結構、手間暇かけて作り上げたステージだと思うが、お客様が喜んでいる様子伝わってきて、それなりに暖かくてよかったかな。

それにしても、夜が早くなったよね。夏が好きだというのは、日差しが好きだということと、夜が早く来ないということなのだ。バンドマンだったころ、ピアノの弾き語りだったころ、仕事に出る時間が暗い、と言うのが嫌だった・・・夜になってしまえば自分の世界だったけどね(笑)

さて、次は何に一生懸命になるとするか。いくつになっても、熱中できる仕事があるのがいいよね。番組は殆どスタッフに任せるようになったし、貧乏性藤原君は次の何かを探す。敬老の日を「祝ってもらう日」が来ないことを願って、コツコツとやるだな。

2016年9月13日火曜日

「根暗」

気分がすぐれない、と言うのはどういうことを言うのだ?体調が悪い感じ・・・やる気が起きないってな感じ・・・不愉快な感じ・・・?う~ん、なんだか気分がすぐれないのだ。

あかるく振る舞ってはいるのだがなんか気分が停滞・・・いちいち深めにものを考えてしまうし、サバサバ感を演じてはいるのだがサバサバなんかしていない。

そんなこんなに効きそうだというサプリメントをけっこうたくさん飲んでいるのだが、なぜか「こんな気分嫌だ!」ってな感じ。手が焼ける。男の更年期障害で片付けてしまえば楽なのだが。

何週間か前に雨漏りがして、天井が汚れたままだ。早く修理してもらいたいのだがまだ手つかずだ。こんなことにもイライラ腹が立つ。さっさと片づけないことに腹が立つのだ。借りたものをすぐ返さないとか、やるべきことをすぐやらないとか、せっかちを自任する藤原にとってストレスの原因はそこいらに散らばっている。

てなことを書いて、ストレス発散!

週末に、おなかの大きい娘夫婦と小旅行をする予定だ。(お!少し明るい気分になってきたぞ!)久々の温泉旅行だ。娘夫婦との旅は一年ほど前の沖縄以来だ。あの時はまだ結婚式前で、今回はすでにご懐妊でおなかも目立つ。まるで、深呼吸している間に地球が何百回転もしてしまったような感じかな。(ここでまた肩こりを感じてしまう・・・)

今日のお天気が良くないな。どんより空が重くて、夢の匂わない風が吹いて、中途半端な雨が止まない・・・(なんでこんなに根暗な俺?)

さて、気分を変えるか。明日はハッピーになりますように!

2016年9月3日土曜日


「進歩」

会社のベランダの日日草が元気だ。切っても切ってもどんどん伸びて来る。これは3段になっている最上段の日日草のはなし。二段目にも同じ日、同じ日日草を植えたのだが、これは貧弱無残。特に日差しの加減に差があるとは思えないのだが、発育も成長も全く違う。水やりも、まったく同じなのに・・・

土壌のせいかもしれないが、やっぱり何かが違うんだな。育つ花と育たない花、同じなのに・・・同じ様なことが社会の中にも言えるな。同じように接したつもりなのに・・・とか、同じ愛情を注いだはずなのに・・・とかね。期待通りにならない場合、「同じ」と言うことを免罪符にするような・・・あるよね。

妊娠中の娘から昨日「男の子だった」とメールが来た。確からしい。この娘には、生まれる直前まで「男の子」と思わされていたけど(笑)、確認の精度が上がっているんだね。来年には「のりピー」の出番がやってくるわけだ。「おじいちゃん」でもなく「じぃじぃ」でもなく「じじぃ」でもなく、「のりピー」です私は! 「典男」にはじまり「典ちゃん」・・・「のんちゃん」・・・「ボンタ」・・・「愛ちゃん」・・・「先生」・・・「パパ」・・・「社長」・・・「のりピー」と呼ばれ方が変わっていくんだ人生は(笑)

あ、そうそう「クソ社長!」てのも一回あったっけ。

そんなこんなで早9月。社長と呼ばれ始めて、25年ほどになるのかな・・・そうそう、会社を作ったばかりの頃は、社長と呼ぶことは厳禁だった。「藤原さん」と呼べ!なんて言ってたね。あの頃のリクルートの江副さんを真似たと思う。でも一年もしないうちに、あまりけじめがなさ過ぎて、今度は藤原と呼ぶな「社長」と呼べ!なんてね。歴史だ。

本当にたくさんの人と出会ってきた。これも歴史だ。これからどれだけの人たちと、どれだけ有意義な出会いができるのだろうか。電話に出ることすら嫌な時期があったけど、昨今は少し違うかも。進歩かな。