2016年12月11日日曜日

「疲れを忘れるいい話」

20秒ほどの磐梯山の映像がほしくて、昨日三脚とカメラを担いで一人福島県の猪苗代町まで行ってきた。雪が舞い、驚くほど寒かった。空一面を雲が覆い、風は強く雪は降るし、一日を棒に振ったかなと諦めて道の駅に入った。レストランは混雑していたから、順番待ちリストに名前を書き込んでメニューを見ながら待っていると、どうやら晴れて来た気配!慌てて名前を消してカメラと三脚の準備を始めた。さっきの風と雪が急に止んで青空が見えた。「なんだ、今日のこの天気は!」周囲の人々も驚いている。

青空のあるうちに・・・慌てているものだから準備がうまく進まない。手はかじかんで指がうまく反応しないし。でも、寒さの中で2時間ほど粘ったかな。いつもなら性格上、もう少しポイントを変えていろんな画を撮ろうとするのだが、4時までに郡山に戻りたかった。早々に納得して4時30分の新幹線に間に合った。6時30分には新宿に居たかったのだ。

なぜ6時30分に新宿?8日に娘が出産したからだ。生んだ日は病院に顔を出せたのだが、その後行けてなかった。面会時間は夜8時までだと思っていたのだが、娘から7時までだとメールが・・・結局新宿駅の近くにある病院には三脚とカメラを担いで6時30分前につく事が出来た。疲れた・・・

出産は12月の28日が予定日ということになっていたから、余裕をこいていたのだが3週間も早い。赤ん坊はそれなりに体重もあったし、特に早産ということでもないらしい。計算間違いか?ま、母子とも元気だから神様に感謝、そんな気分かな。

今日は午前中のナレーションの収録に始まった日曜日だったが、さすがに7時で退社した。身体中疲労という感じ(苦笑)早くベットに入ればいいのにこれを書いている。さすがの貧乏性!

いい話もある。出産した日の夜、娘から母親にメールが来たそうだ。「ママ、私を生んでくれてありがとう」。 ・・・今朝だったか夕べだったかその話を聞いた。その瞬間、疲れを忘れた。