2017年5月31日水曜日

「変わらないことを よし!とする?」

もう5月もおしまいか・・・そんな思いから去年の5月31日のブログを読み返してみた。「なかにし礼」さんと会った日だった。提案採択の電話があったとも書いていた・・・今年は提案採択の連絡はまだ無い。ほっと一息と昨年は書いていたが、ほっと一息つけないわけだ・・・

昨日は久しぶりで「北島三郎」さんと会った。八王子でコンサートあるとレコード会社に聞いていたので行ったのだが、思ったよりはお元気。だが歩行がもう少し・・・かな。番組の話をしたら、足がもう少し回復するまで待って・・・と。その通りだな、番組には颯爽と登場してほしいし。なんたって、北島三郎だもの。馬も、あんなに走っているんだしね。(笑)

そうそう、今度の9日に久々に宮島の「大願寺」に行ける。厳島神社のすぐ隣にある由緒ある寺だ。ここの御住職と親しくしているのだが、久しくお目にかかっていない。前日に同じ街の廿日市市に行くので、これ幸いと立ち寄ることにした。島の観光場所はほとんど出かけているから、大願寺に行くだけの行程になってしまうのだが、住職も奥様も、なぜかとても歓待してくれる。夜、二人を宿に呼び出したこともあったけどね。住職は残念ながら下戸。

こうして振り返ってみると、実にたくさんの人々と出会ってきたものだ。昨日もかなり年配の方に八王子のホールで声を掛けられ、呼び止められた。ちゃんと「藤原」と呼んでくれたのだが、相手の名前を思い出せない。だが、よく知っている顔だ。「若いねぇ、何十年も前から、藤原さんは変わらないねぇ」「いやいや」てな具合で北島さんの楽屋に一緒に向かったのだが、どこでお目にかかった方だったか思い出せない。

楽屋近辺にいたレコード会社の担当者に聞いた。「クラウンの人だっけ?」「いえ、新宿コマ劇場の偉い方でしたよ」。納得、それで何度も会っているわけだ。かなりの年配なのに藤原の名前は覚えてくれている。なのに何だ俺は。どこの人だったかも忘れている・・・名前も。

何十年も前から変わらない!とまで言ってくれたのにね(笑)楽屋の前で北島さんに何十年も付いている女子が通りすがりにこう言った。「だってパパは(なぜかおれをパパと呼ぶ)全然悩み事ないし、お金ももってるし!ねぇ~」といって去って行った。「こら!」としか反論しなかったけど。(笑)

2017年5月27日土曜日

「風評被害」

先日「風評被害」をテーマにした番組をたまたま観た。福島の「米」がテーマだった。厳しい放射能検査、流通システム、すべてクリアーして保証されている「米」なのに、「福島」という名前があるだけで売れない、敬遠される・・・産地名を表記しない工夫もされている。

番組を観終わった後、すぐにインターネットで「福島米」を探し注文した。30キロほど。届いたのだが重すぎてそのまま置いていたら・・・

現在授乳中の娘が米を発見「なぜわざわざ福島のコメを!」と小さな騒ぎになったらしい。そうなんだ、これが現実なのだ。飲み物もすべてカフェインレスにしているような娘が、わざわざ福島のコメを!と思うのもまぁ致し方ないのだろう。我が家にも風評被害の流れをくむ現実が存在したのだ。
俺が頑張って食って、少しだけ雀とも仲良くしようかな・・・

因みに、授乳をキーワードに検索してみたら、出るわ出るわ「授乳中」はあれが駄目これもダメ、それしちゃだめこれ食っちゃダメ・・・
医者が言っているのか栄養士が言っているのか知らんが、「駄目」でビジネスしている人の情報は参考になることはあっても、役には立たない。自分の動物的な感覚の方が、医者よりずっと現実的ということがある。外科的なもの以外はね。

情報が氾濫する中で何を、どれをセレクトするかは己の判断だが、情報過多な時代は次の世代に何を与えていくのか。20代の青年とついさっきそんな話しをしていたのだが、彼が「進化を遂げるか、退化するかですね」と言った。俺は退化論に軍配を上げた。

自分で考えることを忘れて、情報というマニュアルに沿って人間が生きてしまったら、本来の五感あるいは六感は失われ、人間としては退化だと思う・・・のだ。

東日本大震災の時、その日から丁度一か月後に岩手の震災現場に一人で行った。帰り、でこぼこした高速道路をわざわざ福島県内で降りて、スーパーに寄った。野菜は多くが他県のものが並べられていたが、福島の牛乳を買い求めた。再発売されたばかりだった。他にも福島産の食材を何点か買って帰ってきた。俺はそういう性分なのだ、と自分では理解している。

共存の意識は大切だ。今のままだと、きっと「人間力」は退化する。

2017年5月24日水曜日

「疲れた疲れたと言うんじゃない!」

疲れがたまってなかなか抜けない・・・と思う日々が増えた、気もしないでもない。肩が痛くてずっと整形外科に通って注射を打ってもらっているのだが、痛みが改善しない。そこで整骨院でマッサージしてもらったら注射より楽?になった?気もしないでもない。

では今日も、と思い予約の電話を入れたが、昨日の担当者はお休み。「じゃ、いいや」ということになり続かない。でも肩も背中もバリバリ、疲れているんだな。

一昨日、気分転換をしようと思い、一人で飲みにでかけた。一件目の店でやめようと思いタクシー乗り場に向かったのだが、途中で激しい尿意。仕方なく駅に向かい駅中のトイレに入り一件落着したのだが、せっかく中に入ったんだから電車に乗らなくちゃ損だ・・・てな気分になったと思召せ。    

新宿方面に乗れば家に帰る気になるのだが、反対方向に乗った。で隣の恵比寿で降りて結局タクシーを拾い六本木へ。この時点で結構酔っていたんだな。向かった店はかれこれ40年の付き合いのある店だから、安心感は自宅にいるようなもんだ。マスターが久々に「歌うたってよ」などというものだから本当に久々に歌った、のが失敗のもと。他に客がいなかったものだから調子に乗って飲みながら午前2時を回ってしまった。

昨日、日々の疲れの上に、飲み疲れが重なったのは言うまでもない。さすが昨日は一滴も飲まなかった。だが今日も肩バリバリ。

先日「純烈」の舞台があって、その演出をした。結構充実したいいコンサートだったと思う。「Z旗」というグループが音楽を担当してくれたのだが、初めての付き合いなものだから波長を合わせることに少し時間を要した。が、結果はみんなが本当によくやってくれたとおもう。だが、翌日は珍しく藤原、一日死んでたけどね。

舞台の演出は結構楽しい。自分の思い描いているものが現実として舞台上で繰り広げられる。選曲ももちろんそうだが、動き、照明、しゃべり、立ち振る舞い etc

「純烈」は本当に指示通りよくやった・・・が最後に小さく裏切った(笑)これで終わりというコーナーで好き勝手なしゃべりをしやがって!リーダーにこう伝えた。「次回は本番中にNGブザーを鳴らす」
と伝えたら、リーダーもなかなかなもの。「ブザーをお願いします!」

この疲労感は、歳を重ねた結果、と捉えることにしよう(苦笑)。

2017年5月19日金曜日

「午前3時のAZスタイル!」

今、午前3時25分だ。神経が少し高ぶっているので睡眠導入剤と、もう一種類の眠剤系を飲んだ。薬のせいで明日出社が遅れるかもしれない・・・留守電に「遅くなるかも」と入れておこう・・・と思い夜中の会社に電話した。

「もしもし?」うん?留守電か?「もしもし?」なんとこんな時間に電話に出るやつがいるのか?誰だお前は!「和久田です」・・・

なんでこんな時間に会社にいるの?
「明日提案の締め切りなので提案を書いていました」・・・ ・・・

社長とし、突然のコメントを用意できなかったが、そういうことだ・・・

今日は20日の三越劇場の「純烈」コンサートのリハーサルだった。午前の時間から12時間ほど、思ったより気力体力がいる。家に帰って飯を食う・・・寝る・・・のだがそうはいかないのだ。構成・演出という仕事に絶対と完璧はなかなか伴わない。

2時間の公演の中の動きと音楽、出演者のパワーと音レベルの協調などなど・・・etc.

だが、なかなかいいんだこれが。「純烈」が2年前より、本当に育った。
 そんなこんなでさて本番は20日か・・・そしてこれから・・・などを考えているうちに午前3時が過ぎてしまった・・と言いうことになる。

薬は友人の医者が処方してくれている。薬に依存することに拒否感は十分にあるのだが、こんな仕事と時間の使い方をしていたら、薬に頼ることも多くなる。熟睡したい・・・

今日、「純烈」のリーダーが俺にこう言った。「僕は藤原さんの歳になったとき、そのピュアというか、若さを保っていられるか自信がありません・・・」

「ピュア」という言葉の裏側に「ガキっぽい」という響きがありありだった。そうだ、俺はガキっぽく生きていたいんだ!!!

これ、夜中に書いているから、たいてい朝になるとその感覚を否定したくなるのだが、(ま、どっでもいいや)とにかく、午前3時過ぎに自社に電話して、スタッフが対応するなんて会社、自慢できたものではない!のだが、WAKU!ありがとう、そしてごくろうさまです!
 

2017年5月16日火曜日

「25時に書くブログ」

長い時間、ブログを書いていなかったな。3月から6週間かけてスタッフ募集をし、80人ほどの応募者のなかから一人の青年が就業することになった。新卒は8年ぶりだ。頑張れ青年!

連休は4日を一日休んで、他は会社に出た。休むことのできた日はあったのだが、出社しているスタッフがいたし、ズルズルと出てしまった感じ。連休明け締め切りの番組提案は間に合ったけどね。

このところ暑さと寒さが交互している感じがする。着るものに困るんだよな、朝の気温に合わせて洋服を選ぶと夜に反省することになるし、夏物になったり春物になったり・・・早く夏になれよ!

明日は「純烈」のコンサートの最初のリハーサルだ。本人たちは番組があるので夜9時過ぎまで来られないという。昼から音楽リハに立ち会っている藤原は何時間労働?夜12時は過ぎる。最近さぁ、その時間までの仕事をイメージするとなかなか楽しいとは思えなくなってきた。でも、現場に入ってしまうと、楽しいんだけどね。ゴルフと一緒だよ。行くまでは面倒くさいのだが、始めると楽しい…

そうそう、7日にブロードウエーで活躍するプロデューサーに都内の某ホテルで会った。「ブルーマン」という舞台を大当たりさせた「出口」さんという日本人だが、素敵な人だった。もちろん藤原より若い。初対面だったが、なぜかその日の気分はジーパンだったから、えらくラフな格好で出かけたのだが、彼もジーパンだった。だいたい場所がホテルホテルのラウンジで初対面となると、ネクタイ必須なんだけどね。後悔しなくてすんだよ。

そんなこんなで、精神的には暇ではなく、のんびりしているわけではないのだが、熟睡できずこの数日眠剤を変えてみた。夕べは一晩中リアリティーのある夢を見ていた感じ。夢に出てくる仕事や関係者がナマナマしくて疲れた。今夜は友人が処方してくれた2種類を素直に飲んでみよう。あとは、気力と充実感の再来を願って若者返りするか!どうやって?(笑)

目先の課題に対処する「小計得」(こはからえ)ではなく、将来を冷徹に見通す「大計得」(おおはからえ)の堅持が必須である。今日の新聞のコラムにあった。なるほどね。