2018年12月29日土曜日

「年末の会社で思うこと」

先日、久しぶりで中央線に乗った。新宿から三鷹を目指したのだが、新宿の中央線乗り場がなかなか見つからず慌てる。見つけたと思ったら反対の東京行き。普通反対のホームは逆方向だろう!と思うのだがどちらも東京行き。ならば下りのホームはどこなのだ!

昭和41年から東京で暮らしているのにこのありさま(笑)しかも新宿に住んで30数年、俺は田舎者か?それとも年寄りか?

なぜ三鷹?整形外科に通っている肩と腕の痛みがなかなか治らず、主治医が教えてくれた「痛みのクリニック」という病院に向かったのだ。レントゲンで確認しながら首にブロック注射。麻酔薬なそうだが麻酔薬だから処置後当然ベットへ。車椅子で運ばれた先にベットが20床ほど。その光景に思わず苦笑・・・一見してわかる相当高齢の爺と婆の寝姿・・・あぁ俺もこの仲間?

帰りも電車に乗ったが相当混んでいて、ふらついているのだが立ったまま。途中から乗ってきた若者の堅いカバンが腕に当たって痛い。それとなく顔を見たけど気づいていない。それならばと、当たっているカバンの角を腕の「ツボ」にあててみた。マッサージのようなもんだと思えば腹も立たない。

目の前にいたおばさんはとても背が小さい。そして僅かの隙間でスマホを見ている。目を落とすとそのスマホの画面を見ることになる。仕方がないからずっと上を見ている・・・こんなもんだよ中央線は。そして新宿で乗り換え、会社に向かったのだった。

さて、良くも悪くも一年が終わる。神棚は綺麗にした。ドアに飾り付けもした。ベランダの花を整理しようと思っていたのだが花屋に寄ることを忘れた。そして思うのだ。年末らしい騒々しさや慌ただしさがない。さて、印鑑を綺麗にするか。   
   

2018年12月22日土曜日

「記憶」

時々陥る思い出せない病。う~ん、あの人の名前は・・・彼の苗字は・・・、先日はなぜか「パスワード」という単語がこぼれて、「暗証番号」じゃないし・・・えっと・・・、と苦笑い。笑い話で済むのか、事件なのか(苦笑)。

肩の痛みに悩まされて1年以上。整形外科でもう15回も注射を打ち、楽にはなったがか完治には遠く、来週「痛みのクリニック」という病院を受診することにした。これって、頭も体も老化ってこと?と
ひそかに落ち込むのである。

運動が不得意だから、体操なんてまずやらない。でも、昨夜は痛みでなかなか眠れなかったから、夜中に痛み止めを飲んだついでにベットの上で運動!テレビでは20回ほどやれ、と言ってたが、2、3回やったかな・・・よくなるわけがない。熟睡を願ってあれこれ薬を飲んでいるから、「思い出せない病」は薬のせいだ、ということにして一件落着。

父親が運動に興味がないものだから、息子も娘も運動音痴(たぶん)。息子が小学生だったころ、一度だけ野球観戦に連れて行ったことがある。一塁だったか二塁だったか「アウト」という場面があった。息子が父親にこう聞いた。「アウトって、戻るの?」。なぜかこのシーンを鮮明に覚えている。我が家の運動に関するレベルはこの程度!

娘も息子も、中学では生徒会長をやった。運動はだめだがその辺は頑張れたんだろう。だが、二人ともよくこんな電話を仕事場によこした。「今日何時に帰る?」「なんで?」「明日の運動会で生徒会長の挨拶が・・・」。帰って急いで原稿を書いてやる。「自分の言葉に直してね」。で、運動会に出かけた。そのあいさつはpapaの原稿そのまんま・・・papaは思わず赤面。

思い出せない名前や単語、思い出して嬉しい場面、なぜかはっきり分かれてきたような(笑)

2018年12月19日水曜日

「時間」

そろそろ一年を振り返る季節がやってきた。いろんなことがあったが、それでも時間は普通に過ぎていく。普通の基準は曖昧だが。

母の死もあった。入院もした。広島の豪雨のさなか広島に居た。薬の飲み過ぎで車を擦り、嫌になって車を変えた。芸能界拒否症に陥りパーティーやコンサートに出かけることをやめた。それでも時間は普通に過ぎていく。


    今月、孫の倫君が2歳の誕生日を迎えた!2歳だって!
    これは何だか不思議。早いのか、当たり前なのか、彼は
    すくすく成長して、ようやく「のりのり」と言ってくれる。
    目論見は「のりぴー」だったのだが、どうもピーの発音は
    難しいらしく、ま「のりのり」でもいいか、と満足し始めて
    いる。携帯アプリの「みてね」に毎日のように写真や動画
    が送られてくる。新しいデータが来ていないかな… …
    今日も2,3度、携帯をチェック(苦笑)

一昨日、チェコにいる息子からクリスマスカードが届いた。差出人は
サンタクロースということになっているのだが。
父親と母親と、そして「倫君」に送ってくれたらしい。それぞれがそれぞれに歩み始め、そして時間は普通に過ぎていく。

2018年12月4日火曜日

「イルミネーション」

我が家のシンボルツリーはオリーブ。結構大きく育った。日頃は自分で丸く刈り込んで手入れをしているのだが、さすがに育ち過ぎて、専門家の手を入れた。やはり素人には限界があるとつくづく思ったのだった。

綺麗になったオリーブの木だが、今年もクリスマスイルミネーションを飾り付けた。なかなかうまく飾れたと思う。結構派手だが、気に入っている。我が家のある通りで飾り付けをするのは毎年我が家だけだったが、今年はご近所にもう1件飾り付けをした家がある。嬉しい、いい傾向だ。

先日、我が家の前を自転車で通り抜けた親子の会話が聞こえた。娘「綺麗!」母親「綺麗だね~」
気分がほっこりした。

渋谷の街もイルミネーションで賑やかになってきた。会社の近くは「ブルー」の世界で彩られている。交差点で誘導員が声をからしている。年末の風物詩だ。今日の暖かさは、年末のイメージとは程遠いけどね。

今年を振り返るにはまだ早いが、いろいろあり過ぎた。出来事満載。昨日、一昨日と数年ぶりに「デパス」を服用した。イライラを封じ込めるには薬が必要だったからなのだが、我が家ではその辺をガサゴソ探せばいろんな薬が出てくる(苦笑)

毎晩、玄関を開けてから、一度ゆっくり振り返る。イルミネーションが例年より、なぜか暖かい。