2019年1月18日金曜日

「友人」

主治医のいる病院は遠い。八王子だけど、高尾の方に寄っているかも。月に1度受診し、注射を打ち、1か月分の薬を処方してもらう。付き合いは17年ぐらいになるのかなぁ。長い付き合いだ。今日は眠剤を変えてもらった。「昨日調べたんだけど〇〇を止めて〇〇の2ミリにしてみようかな」とか患者が生意気を言って処方を変えてもらったりして。なんか偉そうなんだよね、俺。

思い起こせば、あちこちに長い付き合いの友人がいる。先日、福岡にいる友人と電話で話した時はすごく暖かい気分になれた。彼は30数年来の友達だ。若い頃は神戸の893で、組を抜けるときに手の指を2,3本失っている。1本でないことは確かなのだが、2本だったか3本だったか。だが、人間的には最高。子供たち3人が本当に立派に育って・・・彼も本当によく頑張った。

そう言えば、韓国ソウルの同い年の友人も、もと現地の893だった。梨泰院近辺で、地元の親分という人を紹介されたことがある。紹介されてもなぁ、てな感じなのだが、紹介された(苦笑)。
もちろん彼はだいぶ前から堅気だが。今頃、孫とじゃれあっているのだろうなぁ。時々、今年は来るよね、と電話がある。

思い起こせば、たくさんの人と出会ってきた。友人は多ければいいというものでもない。会いたいと思ったときに会えて、余分な神経を使わない相手がいい。15歳で社会に出てしまったから、利害に関係のない友人に出会うチャンスは少なかったが、それなりに周りにはいる。

年を重ねれば立ち位置が変わる。立ち位置によって価値観も変わる。昔、いいと思ったものが今、どうでも良かったり、どうでもよかったものが今、とても大切なものだと思えたり。人は変わるのだ。
なのに、ずっと長い友人で居られることは、貴重でありがたいことだ。