「健康寿命の呪縛」
やや「認知症」が入ったであろう80歳になる義父が数日間家に来ていた。食事の時間には起きて来るが他の時間はほぼ寝ている。食欲はあるのだが、無表情で食べ続け、食い終わるとスーっと夢遊病者のように立ち上がり、寝室に消えていく。
「健康寿命」の基準とはなんだ?肉体を言うのか、精神を言うのか?
2日ほど夕食を共にしたが、「男の一生とは?」のような思いが箸の先にまとわりつき、やや空気の重い食卓だった。明るく軽いノリの義父だったのだが・・・
俺は元気なうちに!あれもこれも!なんてことは思わないが、さまざまな現実に触れるたびに妙な気分になる。ま、いいか。ボート漕ぎも始めたし(笑)
今日、病院に行ったら前回検査したテストステロンの数値が出ていた。男性ホルモンのことだが、これが低くなると鬱のような気分に陥るから時々検査する。かなり低めだが範囲内。まだ馴染んでいない医者なので、いつも打っているのだが「プラセンタ打って」と言ったら、「いいんですか、女性ホルモンですよ、駄目になりますよ」といって医者は自分の股間部分でこぶしを下に振った!(笑)
「え?聞いたことないよ、肝臓にいいんだから」医者「肝臓にはいいんですが胎盤ですから・・・ね」とどうでもいい会話が続く。でも、この会話でこの先生とは少し馴染んだね。
ずっと主治医だった「田中ちゃん」が高尾の病院に行っちゃったから、近くにもわがままを言える医者が必要だ。「その薬いらない!あの薬が欲しい!あの注射打って!、薬は4週間分ね」とかいろいろ。そうだ、インフルエンザの予防注射を忘れてしまったよ。
そんなこんなで、人々は健康に留意する。今日の病院も年寄りで大繁盛していた。「ああ、年寄りばかりだ!」と勝手に思っていたのだが、病院側からしたら俺もきっと年寄りと一緒だよね。やれやれ、病院の待合室は気分を重くする要素を持っている。あ~ぁ。
2016年10月31日月曜日
2016年10月26日水曜日
「今日という日」
心が折れそうな気分になったのは10年ぶりくらい・・・もう2週間ほど前のことになるが、久々へこんだ。崖っぷちに強いと言われてきた藤原だが、どこかに「弱気」が・・・
ちょっと心がしんどくて、深酒をしたのだが、そのあと3日間ほど禁酒。酒を飲まないと時間ができる。以前成田空港で買って結局ページを開いていなかった村上春樹本を読んだ。禁酒一日目は数ページでダウン。二日目は1時間程度読んだらやめようと思って11時ころベットに入ったのだが、目がしょぼしょぼするまで読んだ。時計を見たらなんと午前3時。
そこまでタイトルも見ていなかった。だが読み進めるとなぜかはまっちゃううんだな、これが。彼のどの作品にも通じるのだが、時々出て来る性描写などもかなりリアリティーを持っている。さりげなく、だけど生々しく。「ノルウェイの森」しかり、「1Q84」しかり。奇想天外ふうな設定や描写も、ああ、こう来るな、と解るようになってきた。しかし、小説家は天才だと思う。次から次へとよくも考え付くよ。そして驚くほどの取材力。感心しながらまだ読み切れず、本はベットの脇に。夕べは数ページで、寝ちゃった・・・
心のバランスを維持するのは難しい。このところ家の床の間に置いてある「お守り」を身に着けている。らしくない、と思う人が居るかもしれないが、これが俺らしいのだ。会社を始めて、この状況は3回目かな。攻めの少ない藤原に、進軍ラッパを吹け!と誰か言ってくれ!(笑)
今日はスタッフがほとんど外出していたから、一人机に座っている時間が長かった。電話を留守電にして、宅急便だけ対応した。「飲みに来てほしい」となじみの小料理屋さんからメールがきた。う~ん、出かける気力がわかない。「いくいく、近いうちに、ごめんね」てな風に返信。
今夜、読み切れるかな、村上本。タイトル忘れた。なんか長いタイトルだったような。
心が折れそうな気分になったのは10年ぶりくらい・・・もう2週間ほど前のことになるが、久々へこんだ。崖っぷちに強いと言われてきた藤原だが、どこかに「弱気」が・・・
ちょっと心がしんどくて、深酒をしたのだが、そのあと3日間ほど禁酒。酒を飲まないと時間ができる。以前成田空港で買って結局ページを開いていなかった村上春樹本を読んだ。禁酒一日目は数ページでダウン。二日目は1時間程度読んだらやめようと思って11時ころベットに入ったのだが、目がしょぼしょぼするまで読んだ。時計を見たらなんと午前3時。
そこまでタイトルも見ていなかった。だが読み進めるとなぜかはまっちゃううんだな、これが。彼のどの作品にも通じるのだが、時々出て来る性描写などもかなりリアリティーを持っている。さりげなく、だけど生々しく。「ノルウェイの森」しかり、「1Q84」しかり。奇想天外ふうな設定や描写も、ああ、こう来るな、と解るようになってきた。しかし、小説家は天才だと思う。次から次へとよくも考え付くよ。そして驚くほどの取材力。感心しながらまだ読み切れず、本はベットの脇に。夕べは数ページで、寝ちゃった・・・
心のバランスを維持するのは難しい。このところ家の床の間に置いてある「お守り」を身に着けている。らしくない、と思う人が居るかもしれないが、これが俺らしいのだ。会社を始めて、この状況は3回目かな。攻めの少ない藤原に、進軍ラッパを吹け!と誰か言ってくれ!(笑)
今日はスタッフがほとんど外出していたから、一人机に座っている時間が長かった。電話を留守電にして、宅急便だけ対応した。「飲みに来てほしい」となじみの小料理屋さんからメールがきた。う~ん、出かける気力がわかない。「いくいく、近いうちに、ごめんね」てな風に返信。
今夜、読み切れるかな、村上本。タイトル忘れた。なんか長いタイトルだったような。
2016年10月19日水曜日
「鍛える」
3年ぶりぐらいになるだろうか、久々ゴルフコースを回った。それも「薄暮」というやつで、15時ごろスタートで9ホールのみ。9ホールを終えるころには陽が陰り、そこからは打ったボールが見えない、という状況になる。ぎりぎり間に合ったけど。相手は御年75歳になる「じいさん」(笑)。
さて、カートに乗ってから何かが足りないと気付く。「スコアカード忘れた!」「いいよいいよ何個打ってもいいんだから」こんな会話をしながらいい加減なゴルフを始めた。結構ボールは飛んだよ、真っすぐに。もちろん林に直行したボールも、いくつかはあったけど。
彼、「愛ちゃんもう一個打ったら」僕「いやだ、せっかく真っすぐ飛んだからこれでいい」などと、たわいもない会話をしながら2時間ほど、つかの間現実を忘れて楽しむことができた日曜日だった。
そうそう、彼は今でも「愛ちゃん」と呼ぶ。40年ほどの付き合いだもんね。彼は禿げたし、俺もくたびれてきた・・・でも、それなりに楽しかった。朝から出かけてフルで回ろうとは思わないけどね。
最近、6年ほど使っていなかった「ボート漕ぎ」のマシンを使い始めた。寝室に置いたまま、6年以上は洋服の下に埋もれたりしていたのだが、急に思いついて漕ぎ始めた。体に緊張感を持たせないと、ズルズルとくたびれていきそうな気がしたからだ。
これは6年ほど前、還暦を祝った中学の同窓会に参加する時に買ったものだ。筋肉をたくましく鍛えてカッコよく同窓会に出席しようとの魂胆で買い求めたものだ(笑)。だから同窓会のあとは無用の長物だったわけ!
身体は鍛えれば結果がでる。メンタルな部分は、鍛えるなんてできるんだろうか・・・などと、今更ながら思ったりもする。
3年ぶりぐらいになるだろうか、久々ゴルフコースを回った。それも「薄暮」というやつで、15時ごろスタートで9ホールのみ。9ホールを終えるころには陽が陰り、そこからは打ったボールが見えない、という状況になる。ぎりぎり間に合ったけど。相手は御年75歳になる「じいさん」(笑)。
さて、カートに乗ってから何かが足りないと気付く。「スコアカード忘れた!」「いいよいいよ何個打ってもいいんだから」こんな会話をしながらいい加減なゴルフを始めた。結構ボールは飛んだよ、真っすぐに。もちろん林に直行したボールも、いくつかはあったけど。
彼、「愛ちゃんもう一個打ったら」僕「いやだ、せっかく真っすぐ飛んだからこれでいい」などと、たわいもない会話をしながら2時間ほど、つかの間現実を忘れて楽しむことができた日曜日だった。
そうそう、彼は今でも「愛ちゃん」と呼ぶ。40年ほどの付き合いだもんね。彼は禿げたし、俺もくたびれてきた・・・でも、それなりに楽しかった。朝から出かけてフルで回ろうとは思わないけどね。
これは6年ほど前、還暦を祝った中学の同窓会に参加する時に買ったものだ。筋肉をたくましく鍛えてカッコよく同窓会に出席しようとの魂胆で買い求めたものだ(笑)。だから同窓会のあとは無用の長物だったわけ!
身体は鍛えれば結果がでる。メンタルな部分は、鍛えるなんてできるんだろうか・・・などと、今更ながら思ったりもする。
2016年10月7日金曜日
「55年という歳月」
5日に北島三郎さんの55周年を祝うパーティーがあった。50周年のときは東日本大震災があったので開催されず、周年を祝う会は10年ぶりなはずだ。手術のあとなので、歩行はなかなか辛そうだったが、そこは気丈な人だ。終始にこやかに対応していた。
たぶん、人が思っいてるい以上に自分にとっての歳月は北島さんに重なる。パーティーの会場に向かいながら考えた。彼が歌手をやめたら、自分の一つの時代も終わる・・・こういう気持を、文字に起こしたらなんと書くことになるのだろう・・・表現に困るのだ。
16歳の時の出会いから、66歳になった今も付かず離れずなんとなく近くにいる。どこか弱った北島三郎を目にすると、なんとも言い難い想いが自分を襲う。パーティーで使用された写真の中に「角度を変えて撮ってくれたらあそこに俺が居るのになぁ」という写真があった。「昭和43年、新宿コマ初座長公演」とテロップが打たれていた。あそこに、俺が居たんだよなぁ・・・
パ―ティーで顔を合わせた大勢の歌手の皆さんと、昨日の「日本のうた」の収録でも顔を合わせることになった。小林旭、大月みやこ、美川憲一、山本譲二、瀬川瑛子、「昨日はどうも、12時間ぶりですね・・・」のように。結構狭い世界で生きているんだよなぁ、などと思ったりもして。
今日、一人昼飯の帰り、気付いたことがある。歩くスピードがやたらとゆっくりだ。10年前はかなりせっかちな早歩きだった気がする。歩幅も小さくなった(気がする)。頭だけはめまぐるしくいろんなことを考えている(ような気がする)。
やや歩行に困難を伴う「55周年の北島三郎」の姿に接したことで、自分の生きるスピードを現実として捉えることになった。いや、捉えざるを得ないのだ。さまざまな目標値をどこに設定するか、とかね。
パーティーの途中、安倍晋三内閣総理大臣が祝辞のために駆け付けた。この国会の忙しい時に・・・北島三郎という小さな巨人に、改めて尊敬の念を抱いた瞬間でもあった。
5日に北島三郎さんの55周年を祝うパーティーがあった。50周年のときは東日本大震災があったので開催されず、周年を祝う会は10年ぶりなはずだ。手術のあとなので、歩行はなかなか辛そうだったが、そこは気丈な人だ。終始にこやかに対応していた。
たぶん、人が思っいてるい以上に自分にとっての歳月は北島さんに重なる。パーティーの会場に向かいながら考えた。彼が歌手をやめたら、自分の一つの時代も終わる・・・こういう気持を、文字に起こしたらなんと書くことになるのだろう・・・表現に困るのだ。
16歳の時の出会いから、66歳になった今も付かず離れずなんとなく近くにいる。どこか弱った北島三郎を目にすると、なんとも言い難い想いが自分を襲う。パーティーで使用された写真の中に「角度を変えて撮ってくれたらあそこに俺が居るのになぁ」という写真があった。「昭和43年、新宿コマ初座長公演」とテロップが打たれていた。あそこに、俺が居たんだよなぁ・・・
パ―ティーで顔を合わせた大勢の歌手の皆さんと、昨日の「日本のうた」の収録でも顔を合わせることになった。小林旭、大月みやこ、美川憲一、山本譲二、瀬川瑛子、「昨日はどうも、12時間ぶりですね・・・」のように。結構狭い世界で生きているんだよなぁ、などと思ったりもして。
今日、一人昼飯の帰り、気付いたことがある。歩くスピードがやたらとゆっくりだ。10年前はかなりせっかちな早歩きだった気がする。歩幅も小さくなった(気がする)。頭だけはめまぐるしくいろんなことを考えている(ような気がする)。
やや歩行に困難を伴う「55周年の北島三郎」の姿に接したことで、自分の生きるスピードを現実として捉えることになった。いや、捉えざるを得ないのだ。さまざまな目標値をどこに設定するか、とかね。
パーティーの途中、安倍晋三内閣総理大臣が祝辞のために駆け付けた。この国会の忙しい時に・・・北島三郎という小さな巨人に、改めて尊敬の念を抱いた瞬間でもあった。
2016年9月28日水曜日
「充実」
携帯に電話してもなかなか出ない。2、3度続く。周りに聞いてみたら、具合が悪くて出社していません・・・とか。古い友人だから気がかりだ。そして昨日は別人の訃報が。50年来の知人は入院、手術・・・。お互い歳を重ねてきたんだな、とつくづく思う。
だが、さっきベンツの新しいオープンカーの記事を見たら、一生に一度オープンカーも悪くはないかな、と思ったりして。これは元気な証拠なのか、負け惜しみなのか、はたまたやけくそなのか。
身の回りの重い空気をかき消したいだけなのかもしれない。颯爽と駆け抜けて。
さて、今年も「日本賞」の準備が始まった。皇太子さまをお迎えする恒例のイベントなのだが、え!あれからもう一年たったの!?充実していないと、時間の流れが速く感じるそうだ。机の前に居る時間が多すぎることが自分にイラつく原因でもあるんだよなぁ・・・充実かぁ・・・
夕べ長い夢をみた。どうもステージで歌を歌う夢だったような・・・そして不動産屋と家を売るような話をしていた。金額がちいさくてみみっちい話だったような(笑)一瞬目が覚めて「あぁ夢でよかった」と言ったような、思ったような・・・
そんなこんなでまもなく9月も終わる。先日近所の花屋のおばさんから「お孫さんは生まれたんですか~」と声をかけられた。「まだだよ、今はお楽しみ期間中!」と答えた。そうだそうだ、プライベートの充実がもうすぐやってくるんだっけ。オープンカー、いいかもなぁ・・・
携帯に電話してもなかなか出ない。2、3度続く。周りに聞いてみたら、具合が悪くて出社していません・・・とか。古い友人だから気がかりだ。そして昨日は別人の訃報が。50年来の知人は入院、手術・・・。お互い歳を重ねてきたんだな、とつくづく思う。
だが、さっきベンツの新しいオープンカーの記事を見たら、一生に一度オープンカーも悪くはないかな、と思ったりして。これは元気な証拠なのか、負け惜しみなのか、はたまたやけくそなのか。
身の回りの重い空気をかき消したいだけなのかもしれない。颯爽と駆け抜けて。
さて、今年も「日本賞」の準備が始まった。皇太子さまをお迎えする恒例のイベントなのだが、え!あれからもう一年たったの!?充実していないと、時間の流れが速く感じるそうだ。机の前に居る時間が多すぎることが自分にイラつく原因でもあるんだよなぁ・・・充実かぁ・・・
夕べ長い夢をみた。どうもステージで歌を歌う夢だったような・・・そして不動産屋と家を売るような話をしていた。金額がちいさくてみみっちい話だったような(笑)一瞬目が覚めて「あぁ夢でよかった」と言ったような、思ったような・・・
そんなこんなでまもなく9月も終わる。先日近所の花屋のおばさんから「お孫さんは生まれたんですか~」と声をかけられた。「まだだよ、今はお楽しみ期間中!」と答えた。そうだそうだ、プライベートの充実がもうすぐやってくるんだっけ。オープンカー、いいかもなぁ・・・
2016年9月20日火曜日
「父親」
台風の影響にしても、激しい雨だ。こんな天気が何日か続いて、一気に秋が来るのだろうか。この夏、日焼けを楽しむ余裕もなかったな。
おなかの大きな娘が隣に座っていた。父は「こんなに大きくなったおなか・・・」と言いながらおなかをさすろうとして、あろうことか「おっぱいを!」・・・娘は以外にも平然と笑っていたが父は慌てて、そして大いに照れた。わざとではない!本当に偶然のなせる業だったのだ。
これが娘ではなく、嫁だったら「このクソジジイ!」だよね、と娘の旦那と笑った。いや、笑ってごまかした。ははは、本当にバツが悪かったよ。
娘の歩く後ろ姿を見て、幾度となく「平和」を感じた。いや平和ではなく「幸せ」だな。「こんな気分が幸せってことかな・・・」のようにね。そして昔を思い出す。最初の沐浴は、この父がしてあげたんだぞ~なんてね。
さてさて、そんなこんなで3連休が終わった。3連休したのは正月以来だ。なかなかハッピーだったね。そしてイギリスに居る息子からは行くべき大学院が決まったと連絡が来た。この父の出番はまだまだ続きそうだ。「これはきっと良いことだ、これはきっと良いことだ」と自分に言い聞かせる。
「いつまで働けばいいんだ!」とは決して思わないことにする(笑)。
台風の影響にしても、激しい雨だ。こんな天気が何日か続いて、一気に秋が来るのだろうか。この夏、日焼けを楽しむ余裕もなかったな。
おなかの大きな娘が隣に座っていた。父は「こんなに大きくなったおなか・・・」と言いながらおなかをさすろうとして、あろうことか「おっぱいを!」・・・娘は以外にも平然と笑っていたが父は慌てて、そして大いに照れた。わざとではない!本当に偶然のなせる業だったのだ。
これが娘ではなく、嫁だったら「このクソジジイ!」だよね、と娘の旦那と笑った。いや、笑ってごまかした。ははは、本当にバツが悪かったよ。
娘の歩く後ろ姿を見て、幾度となく「平和」を感じた。いや平和ではなく「幸せ」だな。「こんな気分が幸せってことかな・・・」のようにね。そして昔を思い出す。最初の沐浴は、この父がしてあげたんだぞ~なんてね。
さてさて、そんなこんなで3連休が終わった。3連休したのは正月以来だ。なかなかハッピーだったね。そしてイギリスに居る息子からは行くべき大学院が決まったと連絡が来た。この父の出番はまだまだ続きそうだ。「これはきっと良いことだ、これはきっと良いことだ」と自分に言い聞かせる。
「いつまで働けばいいんだ!」とは決して思わないことにする(笑)。
2016年9月16日金曜日
「三山ひろしコンサート」
一生懸命とか必死とか前向きとか、それらを感じる人と仕事をするのは楽しい。一昨日の三山ひろしNHKホールコンサート、楽しんで演出ができた。ゲストの純烈の6人組、彼らにも同じことを感じる。それぞれが忙しいから合同のリハーサルは殆ど出来ず、バラバラのリハーサルを重ねて本番に臨むことになったのだが、奇跡的に合体(笑)。
オープニングは演奏中のバンドが一斉に手を挙げて彼を迎えるシーンだった。三山君には、迎えてくれるバンドに会釈は必要がないから、まっすぐにお客様だけを見て登場して!と念を押してあったのだが、本番でバンドと目が合ってしまったものだから、バンドへの会釈で登場。こら!ってもんだがこれが彼の人柄だね。
あれが、まっすぐお客様だけを見て登場できるようになったら、一段上がることになるのかな。
結構、手間暇かけて作り上げたステージだと思うが、お客様が喜んでいる様子伝わってきて、それなりに暖かくてよかったかな。
それにしても、夜が早くなったよね。夏が好きだというのは、日差しが好きだということと、夜が早く来ないということなのだ。バンドマンだったころ、ピアノの弾き語りだったころ、仕事に出る時間が暗い、と言うのが嫌だった・・・夜になってしまえば自分の世界だったけどね(笑)
さて、次は何に一生懸命になるとするか。いくつになっても、熱中できる仕事があるのがいいよね。番組は殆どスタッフに任せるようになったし、貧乏性藤原君は次の何かを探す。敬老の日を「祝ってもらう日」が来ないことを願って、コツコツとやるだな。
一生懸命とか必死とか前向きとか、それらを感じる人と仕事をするのは楽しい。一昨日の三山ひろしNHKホールコンサート、楽しんで演出ができた。ゲストの純烈の6人組、彼らにも同じことを感じる。それぞれが忙しいから合同のリハーサルは殆ど出来ず、バラバラのリハーサルを重ねて本番に臨むことになったのだが、奇跡的に合体(笑)。
オープニングは演奏中のバンドが一斉に手を挙げて彼を迎えるシーンだった。三山君には、迎えてくれるバンドに会釈は必要がないから、まっすぐにお客様だけを見て登場して!と念を押してあったのだが、本番でバンドと目が合ってしまったものだから、バンドへの会釈で登場。こら!ってもんだがこれが彼の人柄だね。
あれが、まっすぐお客様だけを見て登場できるようになったら、一段上がることになるのかな。
結構、手間暇かけて作り上げたステージだと思うが、お客様が喜んでいる様子伝わってきて、それなりに暖かくてよかったかな。
それにしても、夜が早くなったよね。夏が好きだというのは、日差しが好きだということと、夜が早く来ないということなのだ。バンドマンだったころ、ピアノの弾き語りだったころ、仕事に出る時間が暗い、と言うのが嫌だった・・・夜になってしまえば自分の世界だったけどね(笑)
さて、次は何に一生懸命になるとするか。いくつになっても、熱中できる仕事があるのがいいよね。番組は殆どスタッフに任せるようになったし、貧乏性藤原君は次の何かを探す。敬老の日を「祝ってもらう日」が来ないことを願って、コツコツとやるだな。
2016年9月13日火曜日
「根暗」
気分がすぐれない、と言うのはどういうことを言うのだ?体調が悪い感じ・・・やる気が起きないってな感じ・・・不愉快な感じ・・・?う~ん、なんだか気分がすぐれないのだ。
あかるく振る舞ってはいるのだがなんか気分が停滞・・・いちいち深めにものを考えてしまうし、サバサバ感を演じてはいるのだがサバサバなんかしていない。
そんなこんなに効きそうだというサプリメントをけっこうたくさん飲んでいるのだが、なぜか「こんな気分嫌だ!」ってな感じ。手が焼ける。男の更年期障害で片付けてしまえば楽なのだが。
何週間か前に雨漏りがして、天井が汚れたままだ。早く修理してもらいたいのだがまだ手つかずだ。こんなことにもイライラ腹が立つ。さっさと片づけないことに腹が立つのだ。借りたものをすぐ返さないとか、やるべきことをすぐやらないとか、せっかちを自任する藤原にとってストレスの原因はそこいらに散らばっている。
てなことを書いて、ストレス発散!
週末に、おなかの大きい娘夫婦と小旅行をする予定だ。(お!少し明るい気分になってきたぞ!)久々の温泉旅行だ。娘夫婦との旅は一年ほど前の沖縄以来だ。あの時はまだ結婚式前で、今回はすでにご懐妊でおなかも目立つ。まるで、深呼吸している間に地球が何百回転もしてしまったような感じかな。(ここでまた肩こりを感じてしまう・・・)
今日のお天気が良くないな。どんより空が重くて、夢の匂わない風が吹いて、中途半端な雨が止まない・・・(なんでこんなに根暗な俺?)
さて、気分を変えるか。明日はハッピーになりますように!
気分がすぐれない、と言うのはどういうことを言うのだ?体調が悪い感じ・・・やる気が起きないってな感じ・・・不愉快な感じ・・・?う~ん、なんだか気分がすぐれないのだ。
あかるく振る舞ってはいるのだがなんか気分が停滞・・・いちいち深めにものを考えてしまうし、サバサバ感を演じてはいるのだがサバサバなんかしていない。
そんなこんなに効きそうだというサプリメントをけっこうたくさん飲んでいるのだが、なぜか「こんな気分嫌だ!」ってな感じ。手が焼ける。男の更年期障害で片付けてしまえば楽なのだが。
何週間か前に雨漏りがして、天井が汚れたままだ。早く修理してもらいたいのだがまだ手つかずだ。こんなことにもイライラ腹が立つ。さっさと片づけないことに腹が立つのだ。借りたものをすぐ返さないとか、やるべきことをすぐやらないとか、せっかちを自任する藤原にとってストレスの原因はそこいらに散らばっている。
てなことを書いて、ストレス発散!
週末に、おなかの大きい娘夫婦と小旅行をする予定だ。(お!少し明るい気分になってきたぞ!)久々の温泉旅行だ。娘夫婦との旅は一年ほど前の沖縄以来だ。あの時はまだ結婚式前で、今回はすでにご懐妊でおなかも目立つ。まるで、深呼吸している間に地球が何百回転もしてしまったような感じかな。(ここでまた肩こりを感じてしまう・・・)
今日のお天気が良くないな。どんより空が重くて、夢の匂わない風が吹いて、中途半端な雨が止まない・・・(なんでこんなに根暗な俺?)
さて、気分を変えるか。明日はハッピーになりますように!
2016年9月3日土曜日
「進歩」
会社のベランダの日日草が元気だ。切っても切ってもどんどん伸びて来る。これは3段になっている最上段の日日草のはなし。二段目にも同じ日、同じ日日草を植えたのだが、これは貧弱無残。特に日差しの加減に差があるとは思えないのだが、発育も成長も全く違う。水やりも、まったく同じなのに・・・
土壌のせいかもしれないが、やっぱり何かが違うんだな。育つ花と育たない花、同じなのに・・・同じ様なことが社会の中にも言えるな。同じように接したつもりなのに・・・とか、同じ愛情を注いだはずなのに・・・とかね。期待通りにならない場合、「同じ」と言うことを免罪符にするような・・・あるよね。
妊娠中の娘から昨日「男の子だった」とメールが来た。確からしい。この娘には、生まれる直前まで「男の子」と思わされていたけど(笑)、確認の精度が上がっているんだね。来年には「のりピー」の出番がやってくるわけだ。「おじいちゃん」でもなく「じぃじぃ」でもなく「じじぃ」でもなく、「のりピー」です私は! 「典男」にはじまり「典ちゃん」・・・「のんちゃん」・・・「ボンタ」・・・「愛ちゃん」・・・「先生」・・・「パパ」・・・「社長」・・・「のりピー」と呼ばれ方が変わっていくんだ人生は(笑)
あ、そうそう「クソ社長!」てのも一回あったっけ。
そんなこんなで早9月。社長と呼ばれ始めて、25年ほどになるのかな・・・そうそう、会社を作ったばかりの頃は、社長と呼ぶことは厳禁だった。「藤原さん」と呼べ!なんて言ってたね。あの頃のリクルートの江副さんを真似たと思う。でも一年もしないうちに、あまりけじめがなさ過ぎて、今度は藤原と呼ぶな「社長」と呼べ!なんてね。歴史だ。
本当にたくさんの人と出会ってきた。これも歴史だ。これからどれだけの人たちと、どれだけ有意義な出会いができるのだろうか。電話に出ることすら嫌な時期があったけど、昨今は少し違うかも。進歩かな。
2016年8月26日金曜日
「俺の旅」
昨日、北海道の帯広まで日帰りで出かけてきた。以前には沖縄を日帰りしたことがあるから、大したことではないのだが。北海道まで行って、昼はコンビニのとんかつ弁当、帰りは空港で「イカ刺し定食」850円・・・
結構、全国をまわってはいるのだが、こんな調子だからどこに行ってもその街の記憶が残らない。帯広も何度も行っているのだが、いつ、何のために帯広のどこに行ったのか記憶にない。もっと困ることがある。例えば家族と旅行したとき、誰と何のために来たのか思い出せないことがあるから、うかつにこの街に来たことがあると言えない!(笑)
突然海外旅行をするが、ほとんど無計画だから、同じ国に何度行っても言語はほとんど話せない。通じようが通じまいが片言英語と思いっきり日本語で済ませてしまう。さすがに日帰りはないけど。韓国に一泊だけという旅はあったな。旅のツアーは嫌いだ。スケジュールをみるだけで嫌になる。到着翌日から「朝出発」「早朝出発」「午前出発」のオンパレードだ。
誰かの都合で、旅のスケジュールを管理されるのが嫌なのだ。以前社員旅行で韓国に行ったときはツアーだったが、連れまわされるのが嫌だったから翌日風邪をひいたと言って自分だけベットに残っていたら、韓国人の担当者が部屋に二人も来て、一緒に出掛けるよう説得された(笑)。社長がお財布係だということを前日の観光で知っていたから、連れて行きたいのは彼らの商売上の都合なのだ。おれは頭が痛いの!とか何とか言って無視していたら彼らはあきらめてくれたが。
先日久しぶりでソウルの友人から電話があった。「そろそろ来ませんか」。とてもいいやつで、空港に送り迎えをしてくれるし、食事の場所も連れて行ってくれる。だが彼、結構仕切るのだ。明日何時がいいですか?と聞いてはくれるのだが「10時に迎えに来ます」と決め、9時半ぐらいに「今ロビーにいます」となる。「お前が10時と言ったろ!」。
旅先では誰にも仕切られたくない。自分の時間で、自分の気の向いたほうへ向かい、気の向いたものを食って飲んで、好き勝手をするのがいいのだ。それが旅のだいご味!藤原にはね。
昨日、北海道の帯広まで日帰りで出かけてきた。以前には沖縄を日帰りしたことがあるから、大したことではないのだが。北海道まで行って、昼はコンビニのとんかつ弁当、帰りは空港で「イカ刺し定食」850円・・・
結構、全国をまわってはいるのだが、こんな調子だからどこに行ってもその街の記憶が残らない。帯広も何度も行っているのだが、いつ、何のために帯広のどこに行ったのか記憶にない。もっと困ることがある。例えば家族と旅行したとき、誰と何のために来たのか思い出せないことがあるから、うかつにこの街に来たことがあると言えない!(笑)
突然海外旅行をするが、ほとんど無計画だから、同じ国に何度行っても言語はほとんど話せない。通じようが通じまいが片言英語と思いっきり日本語で済ませてしまう。さすがに日帰りはないけど。韓国に一泊だけという旅はあったな。旅のツアーは嫌いだ。スケジュールをみるだけで嫌になる。到着翌日から「朝出発」「早朝出発」「午前出発」のオンパレードだ。
誰かの都合で、旅のスケジュールを管理されるのが嫌なのだ。以前社員旅行で韓国に行ったときはツアーだったが、連れまわされるのが嫌だったから翌日風邪をひいたと言って自分だけベットに残っていたら、韓国人の担当者が部屋に二人も来て、一緒に出掛けるよう説得された(笑)。社長がお財布係だということを前日の観光で知っていたから、連れて行きたいのは彼らの商売上の都合なのだ。おれは頭が痛いの!とか何とか言って無視していたら彼らはあきらめてくれたが。
先日久しぶりでソウルの友人から電話があった。「そろそろ来ませんか」。とてもいいやつで、空港に送り迎えをしてくれるし、食事の場所も連れて行ってくれる。だが彼、結構仕切るのだ。明日何時がいいですか?と聞いてはくれるのだが「10時に迎えに来ます」と決め、9時半ぐらいに「今ロビーにいます」となる。「お前が10時と言ったろ!」。
旅先では誰にも仕切られたくない。自分の時間で、自分の気の向いたほうへ向かい、気の向いたものを食って飲んで、好き勝手をするのがいいのだ。それが旅のだいご味!藤原にはね。
2016年8月23日火曜日
「どこにそんな才能が?」
昨日は、演出を担当している「三山ひろし」君のコンサートのリハーサルだった。そのリハーサル会場でおよそ50年ぶりに出会った人が居る。三山君の事務所の社長「松前ひろ子」さんだ。彼女は今とは違った芸名で、その時代「北島三郎」さんの前歌をやっていた。藤原はみんなから「ボンタ」と呼ばれるbass弾きだったから、松前さんの伴奏を2~3年やっていたことになる。あれから50年!(笑)松前さんは何度もこう言った。「どこにそんな才能があったんでしょうね!」。
笑い話ではないのだ。たぶん松前さんより少し年下だったはずの「ボンちゃん」が、久々に出会ったと思ったら、三山君の出る音楽番組を創っていたり、彼のNHKホールのコンサートの構成演出をしていたり、彼女にとっては想像を超える驚きだったに違いない。自分自身でも、その変化に驚くけど。
そう言えばさっき、「北島三郎55周年記念パーティー」の案内状が届いた。50年とか、55年とか、数字の大きさにすでに驚かない年齢になった。言えることは、みんな頑張っている、と言うことだ。皆さんは一筋の道を歩んでいる・・・藤原は?幾筋もの道を歩んできた。だが、誰かに一言書け、と言われたら、「一途に生きる」と書くことが多い。一筋ではなかったが一途ではあった・・・そう思いたい。
話は跳ぶが、会社の自分の部屋が雨漏りをした。犯人は上階の住人だ!上に住んでいる奴は誰だ!あっそうだ「大家」さんだ。さっき担当のおじさんが来て実況見分をしていったが、どうやら現在新しいオーナーは上には住んでおらず、ベランダが洪水状態だったらしい。「私が言ったと言わないでください」と担当のおじさんは言ったので、ここに書いた(笑)。悪いのは、大雨だってことか。
AM11時からの行くべき会議を失念!社員が一人出ていることを確認できたので、出席をあきらめこのブログを書いている。忘れちゃいけないよ、大切な会議を!小さな才能に満足していちゃいけないよ!失念を反省しろ!藤原!
昨日は、演出を担当している「三山ひろし」君のコンサートのリハーサルだった。そのリハーサル会場でおよそ50年ぶりに出会った人が居る。三山君の事務所の社長「松前ひろ子」さんだ。彼女は今とは違った芸名で、その時代「北島三郎」さんの前歌をやっていた。藤原はみんなから「ボンタ」と呼ばれるbass弾きだったから、松前さんの伴奏を2~3年やっていたことになる。あれから50年!(笑)松前さんは何度もこう言った。「どこにそんな才能があったんでしょうね!」。
笑い話ではないのだ。たぶん松前さんより少し年下だったはずの「ボンちゃん」が、久々に出会ったと思ったら、三山君の出る音楽番組を創っていたり、彼のNHKホールのコンサートの構成演出をしていたり、彼女にとっては想像を超える驚きだったに違いない。自分自身でも、その変化に驚くけど。
そう言えばさっき、「北島三郎55周年記念パーティー」の案内状が届いた。50年とか、55年とか、数字の大きさにすでに驚かない年齢になった。言えることは、みんな頑張っている、と言うことだ。皆さんは一筋の道を歩んでいる・・・藤原は?幾筋もの道を歩んできた。だが、誰かに一言書け、と言われたら、「一途に生きる」と書くことが多い。一筋ではなかったが一途ではあった・・・そう思いたい。
話は跳ぶが、会社の自分の部屋が雨漏りをした。犯人は上階の住人だ!上に住んでいる奴は誰だ!あっそうだ「大家」さんだ。さっき担当のおじさんが来て実況見分をしていったが、どうやら現在新しいオーナーは上には住んでおらず、ベランダが洪水状態だったらしい。「私が言ったと言わないでください」と担当のおじさんは言ったので、ここに書いた(笑)。悪いのは、大雨だってことか。
AM11時からの行くべき会議を失念!社員が一人出ていることを確認できたので、出席をあきらめこのブログを書いている。忘れちゃいけないよ、大切な会議を!小さな才能に満足していちゃいけないよ!失念を反省しろ!藤原!
2016年8月10日水曜日
「少年時代」
夏は大好きなのだが、さすがに暑いよ。この10日間か。7月の末に森昌子さんの収録があり、昨日が小林幸子さんだった。今日は15日に予定していた函館日帰りのインタビューロケをキャンセルした。内容に変更が出たからなのだが、航空券をキャンセルしたら半額以上キャンセル料をられた。そんなもんなのかね。3人分だったから、笑えないよね。
1日に都内の某大学で講義をしてきた。夏の集中講座だったから時間がいい加減で110分ぐらいしゃべってきたかな。生まれて初めて大学という学校の教室に入ったことになる。なんせ、学校は夜間高校1年の2学期までだったからなぁ・・・
泣ける歌と言うものがある。泣けるほどにいい歌、と言う意味ではなく、その歌を思い出すだけで涙が出てしまう歌、と言う意味だ。先日某プロデューサーと収録後飯を食っていた時の事。酒は当然飲んでいたが、何かの拍子で「思い出の歌」の話になった気がする。「俺の心の歌は三波春夫のおーい船方さんなんだよね」「それはまたどうして?」と言う具合に話が進んだ。「実は俺の親父は死んだと教えられていて・・・」「それがある日生きているとわかり・・・」
この辺のくだりはやや長くなるので先へ進むが「その時泣きながら歩いて帰ったときに唄っていたのがおーい船方さん・・・」と言い始めたら不覚にも涙がジョー~てな感じ。前にもこのくだりで「泣いた」ことがある。
すこし酒を飲んでいたりすると、「あのシーンのあの感情」がストレートに出てきてしまうのだ。子供時代に味わい、心に刻まれてしまったものは、呪縛のようになかなか解きほぐされないものらしい。
他にも、子供時代、死んでしまいたいぐらいの「淋しい」シーは沢山あった気がするが、ほかの「ネタ」は涙が出ない。なのに、これだけは泣ける。
純粋と葛藤と反抗と淋しさが掛け算をしているような少年時代だった気がする。夏が好き、とこだわるのも、あの時代の「何か」が作用している気がする。夏でも、タオルケットだけでは眠れない。重みのあるもので包まれていないと眠れないのだ。汗まみれになること、わかっているのにね。
夏は大好きなのだが、さすがに暑いよ。この10日間か。7月の末に森昌子さんの収録があり、昨日が小林幸子さんだった。今日は15日に予定していた函館日帰りのインタビューロケをキャンセルした。内容に変更が出たからなのだが、航空券をキャンセルしたら半額以上キャンセル料をられた。そんなもんなのかね。3人分だったから、笑えないよね。
1日に都内の某大学で講義をしてきた。夏の集中講座だったから時間がいい加減で110分ぐらいしゃべってきたかな。生まれて初めて大学という学校の教室に入ったことになる。なんせ、学校は夜間高校1年の2学期までだったからなぁ・・・
泣ける歌と言うものがある。泣けるほどにいい歌、と言う意味ではなく、その歌を思い出すだけで涙が出てしまう歌、と言う意味だ。先日某プロデューサーと収録後飯を食っていた時の事。酒は当然飲んでいたが、何かの拍子で「思い出の歌」の話になった気がする。「俺の心の歌は三波春夫のおーい船方さんなんだよね」「それはまたどうして?」と言う具合に話が進んだ。「実は俺の親父は死んだと教えられていて・・・」「それがある日生きているとわかり・・・」
この辺のくだりはやや長くなるので先へ進むが「その時泣きながら歩いて帰ったときに唄っていたのがおーい船方さん・・・」と言い始めたら不覚にも涙がジョー~てな感じ。前にもこのくだりで「泣いた」ことがある。
すこし酒を飲んでいたりすると、「あのシーンのあの感情」がストレートに出てきてしまうのだ。子供時代に味わい、心に刻まれてしまったものは、呪縛のようになかなか解きほぐされないものらしい。
他にも、子供時代、死んでしまいたいぐらいの「淋しい」シーは沢山あった気がするが、ほかの「ネタ」は涙が出ない。なのに、これだけは泣ける。
純粋と葛藤と反抗と淋しさが掛け算をしているような少年時代だった気がする。夏が好き、とこだわるのも、あの時代の「何か」が作用している気がする。夏でも、タオルケットだけでは眠れない。重みのあるもので包まれていないと眠れないのだ。汗まみれになること、わかっているのにね。
2016年7月29日金曜日
「一服の清涼剤」
なんか疲れが抜けないなぁ・・・神経も今一つ、クリアーじゃないし。台本の書きが進まない・・・
今日は中野サンプラザの「川中美幸 40周年記念コンサート」に行ってきた。笑いっぱなし。本当に彼女のトークは人の心を掴む。疲れを忘れた2時間30分だった。いつ観ても楽しいコンサートなのだが、今日も絶好調!ステージの人だなぁ、とつくづく思うのだった。
明日は森昌子さんの収録。若いころ、好きだったなぁ。この前、本人に「本当にファンだった、昌子ちゃんが結婚するまで・・・」と言ったら周りのスタッフにいろいろ突っ込まれたっけ。(あれ、このこと前に書いたかな)
7月中に書き上げる、といった台本はまだ途中。明日は収録で時間がないし、あさっても午後は収録。8月1日は某大学で生徒に話をする日だから、また時間をとられるし・・・といろいろ言い訳を並べて台本の先延ばしを企てるわたくし(笑)。だが、リハーサルの日が迫りくる現実はあるから、焦っているのは確かなのだけれど。
9月に演出するステージはNHKホール。それこそサンプラザと神奈川県民ホールだとか大きいステージの演出はこなしてきているが、NHKホールはやはりケタ違いだよな。予算と関わる関係者の攻撃を上手に避けて(笑)のらりくらりと自分のスタイルに持っていくには、それなりの時間が必要ってことだ。(と、また先延ばしの言い訳を探す)
そうそう、楽しみもあるよ。明後日午前中、おなかの大きくなった娘を連れて近所の神社へ。腹にさらしを巻くためのなんか儀式をするそうだ。これ、なんか楽しみ!一服の清涼剤のような、そんな気分。どんなに気ぜわしくても、時々一服の清涼剤は必要だよな。このごろ、ますます思う。
なんか疲れが抜けないなぁ・・・神経も今一つ、クリアーじゃないし。台本の書きが進まない・・・
今日は中野サンプラザの「川中美幸 40周年記念コンサート」に行ってきた。笑いっぱなし。本当に彼女のトークは人の心を掴む。疲れを忘れた2時間30分だった。いつ観ても楽しいコンサートなのだが、今日も絶好調!ステージの人だなぁ、とつくづく思うのだった。
明日は森昌子さんの収録。若いころ、好きだったなぁ。この前、本人に「本当にファンだった、昌子ちゃんが結婚するまで・・・」と言ったら周りのスタッフにいろいろ突っ込まれたっけ。(あれ、このこと前に書いたかな)
7月中に書き上げる、といった台本はまだ途中。明日は収録で時間がないし、あさっても午後は収録。8月1日は某大学で生徒に話をする日だから、また時間をとられるし・・・といろいろ言い訳を並べて台本の先延ばしを企てるわたくし(笑)。だが、リハーサルの日が迫りくる現実はあるから、焦っているのは確かなのだけれど。
9月に演出するステージはNHKホール。それこそサンプラザと神奈川県民ホールだとか大きいステージの演出はこなしてきているが、NHKホールはやはりケタ違いだよな。予算と関わる関係者の攻撃を上手に避けて(笑)のらりくらりと自分のスタイルに持っていくには、それなりの時間が必要ってことだ。(と、また先延ばしの言い訳を探す)
そうそう、楽しみもあるよ。明後日午前中、おなかの大きくなった娘を連れて近所の神社へ。腹にさらしを巻くためのなんか儀式をするそうだ。これ、なんか楽しみ!一服の清涼剤のような、そんな気分。どんなに気ぜわしくても、時々一服の清涼剤は必要だよな。このごろ、ますます思う。
2016年7月26日火曜日
「旅先あれこれ」
アジアのそれぞれの国で、日本語表記はありありがたいのだが、思わず首をひねったり微笑んだりする日本語訳に出会う。言わんとすることはわかるのだけどね。それはそてとして、この度(旅)、何度も泊まっているホテルでのエピソード。昼前、裸になってシャワーの態勢、左にひねってもお湯が出てこない。右にひねっても同じ・・・水・・・そのうち右にひねっていたらなんとなく水が暖かくなってきた気分。裸だし・・・フロントにいうのも面倒くさいし・・・(きっと通じないし)。風邪ひきそう・・・と思いながらシャワー終了。洗面所の方も同じ。お湯が出ない・・・(このホテル今工事中)なので工事のせいかも、と仕方なく納得し我慢。昨夜は遅かったから浴室は使っていなかったし、今夜もお湯が出なかったらいやだな・・・と思っていたら夕方風邪気味(の気分)。で、夜の清掃に来たおばさんを捕まえて訴えた。(お湯が出ない!風邪ひきそうだ!)このおばさん、蛇口をいじりながらこう宣う。お湯を出すなら左だ!と。左で出なかったから右にしたんじゃないか!どれどれ、流れ出る「水」を触ってみたらなんと「お湯」だ。左だ!お互い大笑いで一件落着!。なぁんだ、お湯、出るのか・・・左で。蛇口の取っ手をよく見たら左に赤い●が付いていた・・・当然右が青の●。
日本のように、ひねるとすぐ「お湯」がでる、という感覚で居るとこんな目に合う。このホテルは、左にひねってもなかなかお湯にならない、ということだけなのだ。俺はせっかちだから、こんな思い込みの間違いが起きる。右でしばらく待ったんだから、左も待てよ!ってか。
これはトイレにあった案内板
「トイレもすでに消毒を流すことに、
安心してご使用いただけだった」
そうだったのか!納得!
これは藤原の海外旅行用スーツケース
大きいものも小さいものもこう書いてある
「ORENO!」とか「ORENODA!」
両面にね。
こう書いてあれば、空港で荷物を
間違えることはない。
ま、飲み屋のボトルにもこう書くけどね。
「俺の酒!」
アジアのそれぞれの国で、日本語表記はありありがたいのだが、思わず首をひねったり微笑んだりする日本語訳に出会う。言わんとすることはわかるのだけどね。それはそてとして、この度(旅)、何度も泊まっているホテルでのエピソード。昼前、裸になってシャワーの態勢、左にひねってもお湯が出てこない。右にひねっても同じ・・・水・・・そのうち右にひねっていたらなんとなく水が暖かくなってきた気分。裸だし・・・フロントにいうのも面倒くさいし・・・(きっと通じないし)。風邪ひきそう・・・と思いながらシャワー終了。洗面所の方も同じ。お湯が出ない・・・(このホテル今工事中)なので工事のせいかも、と仕方なく納得し我慢。昨夜は遅かったから浴室は使っていなかったし、今夜もお湯が出なかったらいやだな・・・と思っていたら夕方風邪気味(の気分)。で、夜の清掃に来たおばさんを捕まえて訴えた。(お湯が出ない!風邪ひきそうだ!)このおばさん、蛇口をいじりながらこう宣う。お湯を出すなら左だ!と。左で出なかったから右にしたんじゃないか!どれどれ、流れ出る「水」を触ってみたらなんと「お湯」だ。左だ!お互い大笑いで一件落着!。なぁんだ、お湯、出るのか・・・左で。蛇口の取っ手をよく見たら左に赤い●が付いていた・・・当然右が青の●。
日本のように、ひねるとすぐ「お湯」がでる、という感覚で居るとこんな目に合う。このホテルは、左にひねってもなかなかお湯にならない、ということだけなのだ。俺はせっかちだから、こんな思い込みの間違いが起きる。右でしばらく待ったんだから、左も待てよ!ってか。
これはトイレにあった案内板
「トイレもすでに消毒を流すことに、
安心してご使用いただけだった」
そうだったのか!納得!
これは藤原の海外旅行用スーツケース
大きいものも小さいものもこう書いてある
「ORENO!」とか「ORENODA!」
両面にね。
こう書いてあれば、空港で荷物を
間違えることはない。
ま、飲み屋のボトルにもこう書くけどね。
「俺の酒!」
2016年7月15日金曜日
「今日この頃」
森昌子さんの事務所に彼女との打ち合わせのため行ってきた。何度も仕事はしているのだが、今回の打ち合わせは以前に増して彼女の素顔に触れた気がする。あの素直さと正直さはどこから来るのかね、と感心するほど。歌手として、女性として、数々の経験を積んできたはずなのに、「ナチュラル」を感じてしまう。若いころも大好きだったけど、今も、好きだな(笑)
いわゆる業界に長いこと身を置いているのだが、業界そのものは好きではない。むしろ嫌いかも。だが、嘘や駆け引きを感じない相手に接すると、まんざら嫌いでもないかな・・・と思ったりはするのだが。
7月ももう半ば、今月中に書き上げなければならない演出構成台本がある。殺陣芝居と歌を組み合わせた殺陣ミュージカル、と周囲には言っているのだが、中身は全くこれから。NHKホールに見合った中身で演出となると、チャッチャとやっつけると言うわけにもいかないし・・・と勝手に理屈をつけてズルズル先延ばし(苦笑)。やることを結構楽しんでいるけどね。なら、早くやれよ!ってか。
最近、彼どうしているかな・・・と思い出したりすると、突然電話がかかってくるというようなことが増えた。先日は、彼、どうしているかなぁと思いだしていたその当人が死んだという知らせがあった。二日前、歩きながら彼どうしているかなぁと連れにつぶやいていたら、今朝本当にしばらくぶりでなぜかその彼から電話があった。今日、打ち合わせに向かう車中で、「あの先生がね・・・」と話していたらその先生から着信ベル・・・。
訃報以外なら、なんでもOKだけどね。
誰を思い出そうかなぁ・・・まんざらでもない誰かいるかなぁ・・・仕事につながる人がいいなぁ・・・えっ!? 明日から世間は3連休だって?ほんとかよ!
森昌子さんの事務所に彼女との打ち合わせのため行ってきた。何度も仕事はしているのだが、今回の打ち合わせは以前に増して彼女の素顔に触れた気がする。あの素直さと正直さはどこから来るのかね、と感心するほど。歌手として、女性として、数々の経験を積んできたはずなのに、「ナチュラル」を感じてしまう。若いころも大好きだったけど、今も、好きだな(笑)
いわゆる業界に長いこと身を置いているのだが、業界そのものは好きではない。むしろ嫌いかも。だが、嘘や駆け引きを感じない相手に接すると、まんざら嫌いでもないかな・・・と思ったりはするのだが。
7月ももう半ば、今月中に書き上げなければならない演出構成台本がある。殺陣芝居と歌を組み合わせた殺陣ミュージカル、と周囲には言っているのだが、中身は全くこれから。NHKホールに見合った中身で演出となると、チャッチャとやっつけると言うわけにもいかないし・・・と勝手に理屈をつけてズルズル先延ばし(苦笑)。やることを結構楽しんでいるけどね。なら、早くやれよ!ってか。
最近、彼どうしているかな・・・と思い出したりすると、突然電話がかかってくるというようなことが増えた。先日は、彼、どうしているかなぁと思いだしていたその当人が死んだという知らせがあった。二日前、歩きながら彼どうしているかなぁと連れにつぶやいていたら、今朝本当にしばらくぶりでなぜかその彼から電話があった。今日、打ち合わせに向かう車中で、「あの先生がね・・・」と話していたらその先生から着信ベル・・・。
訃報以外なら、なんでもOKだけどね。
誰を思い出そうかなぁ・・・まんざらでもない誰かいるかなぁ・・・仕事につながる人がいいなぁ・・・えっ!? 明日から世間は3連休だって?ほんとかよ!
2016年7月13日水曜日
「初体験」
結構長い間書いていなかったな。先日武道館で開催された「アイラブミュージカルズ」に行ってきた。「スリー・ファントムズ、奇跡の共演!」と題されたこのコンサート、圧倒的な歌唱力の名優たちの歌を堪能した。唯一の日本人、新妻聖子ちゃんも頑張ってたね。
なんといっても己で傑作だった観劇シーンがある。10日に水道橋の「宝生能楽堂」で開催された能と狂言に出かけてきたのだが・・・
劇場は初めてだったし、趣のある造作の空間で、得した気分に浸っていた。舞台から近いし、12,000円もする席だから、しっかり楽しもうと・・・
開演時間がやってきた。花道奥からゆっくりゆっくり歩を進める登場人物。厳かな気分に浸りながら興味深々。が、5分もすると急激な睡魔が・・・笛と小鼓、太鼓 「ヨォーゥ」「オォーゥ」なる掛け声(とは言わないのだろうが)が、気持ちよく眠りに誘うのだ。
「ヨォーゥ」「オォーゥ」の声が実にまったりと、そして規則正しく、五感をとろけさせる。あまりの静寂の中でいびきをかいたらまずいな・・・という焦りを抱えながらどんどん眠りに落ちる。時々目を開けると「演者」はほぼ動き無く同じ場所に立っているし、前の席のおじさん、おばさんも眠りに落ちている・・・少し安心してまた眠りに落ちる。時々目を開けると「演者」はほぼ同じ場所に立っている。物語が進行している感覚が無いものだから、3,40分過ぎたかな・・・とおもって時計に目をやると、時計が狂っている!と錯覚したほど時間が過ぎていたのだ。
一演目1時間45分、演者はほぼ同じ場所でゆったり・・・ゆったり・・・「ヨォーゥ」・・・「オォーゥ」・・・眠れないと悩んでいる人が居たら「能の世界」をぜひおすすめしたい。
次の狂言を観たかったのだが、全演目で4時間・・・一日が終わってしまうと想い、途中退散して会社に来たのだった・・・仕事が残っていなければ、4時間寝ててもよかったんだけどね!
それにしても1時間45分の演目の間、1時間10分は寝ていただろうな・・・なんて初体験!だった。
結構長い間書いていなかったな。先日武道館で開催された「アイラブミュージカルズ」に行ってきた。「スリー・ファントムズ、奇跡の共演!」と題されたこのコンサート、圧倒的な歌唱力の名優たちの歌を堪能した。唯一の日本人、新妻聖子ちゃんも頑張ってたね。
なんといっても己で傑作だった観劇シーンがある。10日に水道橋の「宝生能楽堂」で開催された能と狂言に出かけてきたのだが・・・
劇場は初めてだったし、趣のある造作の空間で、得した気分に浸っていた。舞台から近いし、12,000円もする席だから、しっかり楽しもうと・・・
開演時間がやってきた。花道奥からゆっくりゆっくり歩を進める登場人物。厳かな気分に浸りながら興味深々。が、5分もすると急激な睡魔が・・・笛と小鼓、太鼓 「ヨォーゥ」「オォーゥ」なる掛け声(とは言わないのだろうが)が、気持ちよく眠りに誘うのだ。
「ヨォーゥ」「オォーゥ」の声が実にまったりと、そして規則正しく、五感をとろけさせる。あまりの静寂の中でいびきをかいたらまずいな・・・という焦りを抱えながらどんどん眠りに落ちる。時々目を開けると「演者」はほぼ動き無く同じ場所に立っているし、前の席のおじさん、おばさんも眠りに落ちている・・・少し安心してまた眠りに落ちる。時々目を開けると「演者」はほぼ同じ場所に立っている。物語が進行している感覚が無いものだから、3,40分過ぎたかな・・・とおもって時計に目をやると、時計が狂っている!と錯覚したほど時間が過ぎていたのだ。
一演目1時間45分、演者はほぼ同じ場所でゆったり・・・ゆったり・・・「ヨォーゥ」・・・「オォーゥ」・・・眠れないと悩んでいる人が居たら「能の世界」をぜひおすすめしたい。
次の狂言を観たかったのだが、全演目で4時間・・・一日が終わってしまうと想い、途中退散して会社に来たのだった・・・仕事が残っていなければ、4時間寝ててもよかったんだけどね!
それにしても1時間45分の演目の間、1時間10分は寝ていただろうな・・・なんて初体験!だった。
2016年6月28日火曜日
「免許の更新に行ってきた」
「赤い点を見てください!」
(赤い点に視線をやると眼力が弱く見えてしまうかも・・・)
(すこし優しい表情がいいよな・・・)
「はい!終わりました!」
(また失敗だよ・・・、撮る前に少し余裕をくれよ・・・)
免許の更新に行ってきた。違反をしているから、今回も2時間の講習を受けた。前回の写真は黒いシャツにネクタイだったから、歳をとった分少し派手目に・・・とか思って白いジャケットを着て派手目のメガネをかけた。見方によっちゃヤクザみたいな恰好をして意気込んで出かけたのに、写真撮影は瞬時に終わり、目論みは全く生かされなかった!超残念!(笑)
さて、6月もまもなく終わる。雨の時期が早く終わればいいなぁ。嫌いだよ、梅雨の時期。そんな季節のせいだろうか、我が家の敷地内に生息する「カエル」君と遭遇した。
← 玄関わきの植木鉢の中に
棲んでいるらしい。
以前はもっとデカく
て、緑色のカエルが居
たからそれの子供か?
どうも散歩中だったら
しい。彼は遭遇したと
たん驚いて 跳び上がっ
たのだがここ迄!→
閑話休題
講習で知ったこと。70歳から高齢者扱いなそうだ。次の更新は3年後(優良じゃないから)、まだ70歳前だ。70、この数字、好きじゃないな。なんか次元の違う数字のような気がする。このところ、結構年齢に触れたブログを書いてきたが、年齢を語るのはやめる。気持ち悪くなってきた(笑)。で、免許証の写真の出来具合はどうだった?「見たかぁねぇよ!」。
「赤い点を見てください!」
(赤い点に視線をやると眼力が弱く見えてしまうかも・・・)
(すこし優しい表情がいいよな・・・)
「はい!終わりました!」
(また失敗だよ・・・、撮る前に少し余裕をくれよ・・・)
免許の更新に行ってきた。違反をしているから、今回も2時間の講習を受けた。前回の写真は黒いシャツにネクタイだったから、歳をとった分少し派手目に・・・とか思って白いジャケットを着て派手目のメガネをかけた。見方によっちゃヤクザみたいな恰好をして意気込んで出かけたのに、写真撮影は瞬時に終わり、目論みは全く生かされなかった!超残念!(笑)
さて、6月もまもなく終わる。雨の時期が早く終わればいいなぁ。嫌いだよ、梅雨の時期。そんな季節のせいだろうか、我が家の敷地内に生息する「カエル」君と遭遇した。
棲んでいるらしい。
以前はもっとデカく
て、緑色のカエルが居
たからそれの子供か?
どうも散歩中だったら
しい。彼は遭遇したと
たん驚いて 跳び上がっ
たのだがここ迄!→
閑話休題
講習で知ったこと。70歳から高齢者扱いなそうだ。次の更新は3年後(優良じゃないから)、まだ70歳前だ。70、この数字、好きじゃないな。なんか次元の違う数字のような気がする。このところ、結構年齢に触れたブログを書いてきたが、年齢を語るのはやめる。気持ち悪くなってきた(笑)。で、免許証の写真の出来具合はどうだった?「見たかぁねぇよ!」。
2016年6月22日水曜日
「この10日間」
さて、この10日間ほど何があったか・・・岩谷時子賞の受賞式に参加した。会場が「帝国ホテル」だとばかり思い込んでいて、ホテルの駐車場に入ってから間違いに気が付いた。「パレスホテル」だった。近くだったから授賞式にはぎりぎりセーフ。俳優の渡辺謙さんが受賞され、スピーチもなかなかカッコよかったよ。レセプション会場ではすぐ近くに彼が居たから、同行したKちゃんはこっそり写真を撮っていたね(笑)
他には一年ぶりでキムヨンジャさんのPVを撮った。「哀愁の酒」という新曲のPVなのだが、演歌の世界を無視してドラマチックに創った。収録後、彼女の陰暦での誕生日ということで池袋で飲んだ。そして飲みすぎた。彼女も相当ご機嫌だったが、藤原は翌日しっかり二日酔い。珍しく半日は会社で死んでたね。作品は?もちろん気にいってるよ。
他には「三山ひろし」君と「森進一」さんのコンサートに行った。森さんは50周年記念コンサートだったから中身の視察ってなことかな。
他に内科に行き、皮膚科に行き、歯医者に行った(笑)。歯医者はまた褒められたね。「綺麗にしていますね・・・」1時間ほど綺麗に磨いてもらって「また半年後に来てくださいね」の言葉に満足したのだが、「ゆうべ結構ニンニク食ったよなぁ」と思いながら言葉にはしなかった。
そうそう、先日知人と喫茶店で待ち合わせをした。時間と場所を決めるときの会話が「ほら、前〇〇の時に会ったあの喫茶店で15時ね」「あぁわかった、15日、15時ね」。藤原は15時ぴったりに出向いた。先方は老人だが時間には正確。なのに来ない・・・来ない。携帯で連絡すれば!?慌てて会社を飛び出したものだから、携帯を忘れた・・・今どきの喫茶店は公衆電話など無い。
30分待って店を出た。とりあえず会社に電話しよう・・・だが今度は公衆電話がない。渋谷駅前まで戻り、何年かぶりの公衆電話で会社に電話をしたら彼は別の喫茶店で待っているんだと。お互いに思い込み!結局約束から45分後に会えたのだが、日ごろすべて携帯に頼りすぎだね。約束をするときは、きちんと店の名前を確認しましょう!なのだが、店の名前をすぐ忘れる(笑)「ほらほら、あそこの、あれ、そうそう、あそこ」・・・間違いは起きるわけだ。(反省)
さて、この10日間ほど何があったか・・・岩谷時子賞の受賞式に参加した。会場が「帝国ホテル」だとばかり思い込んでいて、ホテルの駐車場に入ってから間違いに気が付いた。「パレスホテル」だった。近くだったから授賞式にはぎりぎりセーフ。俳優の渡辺謙さんが受賞され、スピーチもなかなかカッコよかったよ。レセプション会場ではすぐ近くに彼が居たから、同行したKちゃんはこっそり写真を撮っていたね(笑)
他には一年ぶりでキムヨンジャさんのPVを撮った。「哀愁の酒」という新曲のPVなのだが、演歌の世界を無視してドラマチックに創った。収録後、彼女の陰暦での誕生日ということで池袋で飲んだ。そして飲みすぎた。彼女も相当ご機嫌だったが、藤原は翌日しっかり二日酔い。珍しく半日は会社で死んでたね。作品は?もちろん気にいってるよ。
他には「三山ひろし」君と「森進一」さんのコンサートに行った。森さんは50周年記念コンサートだったから中身の視察ってなことかな。
他に内科に行き、皮膚科に行き、歯医者に行った(笑)。歯医者はまた褒められたね。「綺麗にしていますね・・・」1時間ほど綺麗に磨いてもらって「また半年後に来てくださいね」の言葉に満足したのだが、「ゆうべ結構ニンニク食ったよなぁ」と思いながら言葉にはしなかった。
そうそう、先日知人と喫茶店で待ち合わせをした。時間と場所を決めるときの会話が「ほら、前〇〇の時に会ったあの喫茶店で15時ね」「あぁわかった、15日、15時ね」。藤原は15時ぴったりに出向いた。先方は老人だが時間には正確。なのに来ない・・・来ない。携帯で連絡すれば!?慌てて会社を飛び出したものだから、携帯を忘れた・・・今どきの喫茶店は公衆電話など無い。
30分待って店を出た。とりあえず会社に電話しよう・・・だが今度は公衆電話がない。渋谷駅前まで戻り、何年かぶりの公衆電話で会社に電話をしたら彼は別の喫茶店で待っているんだと。お互いに思い込み!結局約束から45分後に会えたのだが、日ごろすべて携帯に頼りすぎだね。約束をするときは、きちんと店の名前を確認しましょう!なのだが、店の名前をすぐ忘れる(笑)「ほらほら、あそこの、あれ、そうそう、あそこ」・・・間違いは起きるわけだ。(反省)
2016年6月9日木曜日
「ドリームガールズと誕生日」
何月だったか、「イケメン男子」というステージの演出をやったとき、「ドリームボーイズストーリー」というタイトルでミニミュージカル風歌謡ショーをやったのだが、タイトルはブロードウェイ・ミュージカル「ドリームガールズ」のパクリ。その本家の「ドリームガールズ」が日本に来ているというので、昨日観に行ってきた。
3度目の来日公演らしいが、藤原は初めて。8日は初日の舞台だったが東急シアターオーブの客席は満席。日本の会場はブロードウェイの劇場よりかなり広いし、現代的な創りの「箱」なので少し雰囲気は違ったが楽しんだ。
それにしても圧倒的な歌唱力。感動の拍手が鳴りやむまで芝居が時々少し止まる。舞台はほぼノーセット。灯りと映像と幕だけ、ってな舞台なのだが、なんと言っても歌唱力が勝っていた。結構舞台に近かったから、舞台両サイドの字幕を読む目線と舞台を見る目線の忙しさ!(笑)
ニューヨークのブロードウェイミュージカルは娘が高校2年生の時と19歳でアメリカ」に留学した時二人で何作品か観た。「美女と野獣」「マンマ・ミーア」「ウィキッド」・・・あとは何だったか・・・たぶん時差ぼけと戦いながら観劇しているから記憶に薄いのかも(笑)
娘ですら、「ドリームガールズ」はパパと観たかも、と言っていたぐらいだからね。(俺は初めてだよ!)
つい先日、劇団四季の「ライオンキング」を観に行ってきた。四季のライオンキングを観るのは2度目だったが、それなりに楽しめた。ただ、日本のミュージカルは、若い役者が「いくら貰っているのかなぁ」とか「歳とって食っていけるのかなぁ」とかいろんな現実的妄想が付随してくるので、海外で観るミュージカルほど楽しめない。
そんなこんなで、昨日は66回目の誕生日だった。社員はケーキで祝ってくれたし、カミさんは布で編んだ室内履き草履をくれた。イギリスに居る息子とサンクト・ペテルブルグの友人はお祝いメールをくれた。入院中の娘のメールが一番早かったけどね。あぁ望まなくても、歳を重ねる現実・・・
何月だったか、「イケメン男子」というステージの演出をやったとき、「ドリームボーイズストーリー」というタイトルでミニミュージカル風歌謡ショーをやったのだが、タイトルはブロードウェイ・ミュージカル「ドリームガールズ」のパクリ。その本家の「ドリームガールズ」が日本に来ているというので、昨日観に行ってきた。
3度目の来日公演らしいが、藤原は初めて。8日は初日の舞台だったが東急シアターオーブの客席は満席。日本の会場はブロードウェイの劇場よりかなり広いし、現代的な創りの「箱」なので少し雰囲気は違ったが楽しんだ。
それにしても圧倒的な歌唱力。感動の拍手が鳴りやむまで芝居が時々少し止まる。舞台はほぼノーセット。灯りと映像と幕だけ、ってな舞台なのだが、なんと言っても歌唱力が勝っていた。結構舞台に近かったから、舞台両サイドの字幕を読む目線と舞台を見る目線の忙しさ!(笑)
ニューヨークのブロードウェイミュージカルは娘が高校2年生の時と19歳でアメリカ」に留学した時二人で何作品か観た。「美女と野獣」「マンマ・ミーア」「ウィキッド」・・・あとは何だったか・・・たぶん時差ぼけと戦いながら観劇しているから記憶に薄いのかも(笑)
娘ですら、「ドリームガールズ」はパパと観たかも、と言っていたぐらいだからね。(俺は初めてだよ!)
つい先日、劇団四季の「ライオンキング」を観に行ってきた。四季のライオンキングを観るのは2度目だったが、それなりに楽しめた。ただ、日本のミュージカルは、若い役者が「いくら貰っているのかなぁ」とか「歳とって食っていけるのかなぁ」とかいろんな現実的妄想が付随してくるので、海外で観るミュージカルほど楽しめない。
そんなこんなで、昨日は66回目の誕生日だった。社員はケーキで祝ってくれたし、カミさんは布で編んだ室内履き草履をくれた。イギリスに居る息子とサンクト・ペテルブルグの友人はお祝いメールをくれた。入院中の娘のメールが一番早かったけどね。あぁ望まなくても、歳を重ねる現実・・・
2016年6月6日月曜日
「青空が欲しい」
昨日の日曜日、「シルバーフェスタ~〇〇~2016」という催しに出かけてきた。サブタイトルに平均年齢88とあった。〇〇の部分は忘れてしまったが、いわゆる老人ホームで暮らすご老人たちの年に一回のお祭り、と言うわけ。歌あり、演奏あり、お芝居あり・・・という内容で、それこそ老人パワー炸裂!ということになるのだろうか。練馬の文化ホールというちゃんとした会館だった。
知人がこのお祭りの演出をボランティアでやっているとのことで、パンフレットをいただいたので覗いてみたのだ。ほとんど女性!男どもは早く死ぬ、ということだ。愛されている老人は、きっと家族が見に来ていて声援を送っているんだろうな・・・などと想像しながら、「現実の思い」と戦う時間でもあった。あまりにも身内の老人問題がリアリティーをもって肩に乗っかっているものだから、舞台のその光景が感動とか感激とは種類が違うのだ。
いずれあの舞台の上に自分が・・・ははは、冗談でも想像したくなかったね。それほど、舞台の上に「人生」とか「老後」が描き出されていた、ということになるのだが。
「美しい老人になりたい!」それは強く思ったね。
結構気を使っているよ。禿げない努力とか歯の手入れとか。この前なんか、整体のついでに「小顔」という施術も受けてみたし(笑)。サプリメントもそこそこね。ナルシストだからなぁ、俺。
老後の話はもういいとして。
6月、梅雨入りだ。大嫌いな雨の季節。「雨」に対するトラウマ、あるんだなこれが。青空を見上げた時の快感、いいんだよこれが。女も、青空みたいな女がいいね。今、会社のテレビの音声が聞こえてきている。某男性歌手がジメジメした歌を歌っている。お前ら!少しは前向きのスカッとした歌を歌えよ!って言ったやりたいのだが、番組で本人と会えば「良い歌ですね!あの歌!」と言うんだな、これが。そうして、こうして、人は歳を重ねていく・・・(笑)
昨日の日曜日、「シルバーフェスタ~〇〇~2016」という催しに出かけてきた。サブタイトルに平均年齢88とあった。〇〇の部分は忘れてしまったが、いわゆる老人ホームで暮らすご老人たちの年に一回のお祭り、と言うわけ。歌あり、演奏あり、お芝居あり・・・という内容で、それこそ老人パワー炸裂!ということになるのだろうか。練馬の文化ホールというちゃんとした会館だった。
知人がこのお祭りの演出をボランティアでやっているとのことで、パンフレットをいただいたので覗いてみたのだ。ほとんど女性!男どもは早く死ぬ、ということだ。愛されている老人は、きっと家族が見に来ていて声援を送っているんだろうな・・・などと想像しながら、「現実の思い」と戦う時間でもあった。あまりにも身内の老人問題がリアリティーをもって肩に乗っかっているものだから、舞台のその光景が感動とか感激とは種類が違うのだ。
いずれあの舞台の上に自分が・・・ははは、冗談でも想像したくなかったね。それほど、舞台の上に「人生」とか「老後」が描き出されていた、ということになるのだが。
「美しい老人になりたい!」それは強く思ったね。
結構気を使っているよ。禿げない努力とか歯の手入れとか。この前なんか、整体のついでに「小顔」という施術も受けてみたし(笑)。サプリメントもそこそこね。ナルシストだからなぁ、俺。
老後の話はもういいとして。
6月、梅雨入りだ。大嫌いな雨の季節。「雨」に対するトラウマ、あるんだなこれが。青空を見上げた時の快感、いいんだよこれが。女も、青空みたいな女がいいね。今、会社のテレビの音声が聞こえてきている。某男性歌手がジメジメした歌を歌っている。お前ら!少しは前向きのスカッとした歌を歌えよ!って言ったやりたいのだが、番組で本人と会えば「良い歌ですね!あの歌!」と言うんだな、これが。そうして、こうして、人は歳を重ねていく・・・(笑)
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