2014年8月25日月曜日

「ANAとJAL」

本来はANA派だった。株もANAを買っている。が、最近のJALはいい。なぜANA派になったかというと、倒産する前のJALはいかにも偉そうで融通が利かなかった。安い航空券を買っていて、飛行場に早く着いたから「空いていたら前の便に乗りたい」と言っても取り合ってくれなかった。「変更がきかないから安くお売りしてるんです」みたいなことを平気で言った。ロケなどでよく飛行機に乗ったから融通がきかないという同じような場面を何度も経験した。だから、JALは嫌いだった。ところが、今はほとんど逆だ。JALは実に優しくなった。何月だったかANAで九州方面に出かけたときの事、羽田の駐車場が混んでいて5分ほどの差で乗り遅れた。旅行社で買ったチケットだったため、次の便に乗るならすべて買い直せとなった。払い戻しは旅行社とやってください、だと。で、買い直した。(払い戻しの手続きは面倒だからしなかった) 先日、JALで熊本へロケハンで出かけたとき、同じ旅行社で買ったチケットでスタッフが乗り遅れた。次の便を、と申し出たら席が空いているから、という事で買い直さずに乗せてくれたそうだ。

海外に出かけても、スタッフのマナーとか現地スタッフの教育とか、JALが一歩進んでいると感じることが多い。これほどまでに、社風を変えられるものなのだ・・・と感心してしまう。
で、明日からの熊本ロケはJALにした。そのあとの旅もJALにした。
でも、株を買っているのはANAだから、複雑。ANA株が買値に戻ったら、好きになってやる!などと戯言をこいて、JALに軍配を上げよう。
(先日、香港からの帰り、エコノミーからプレミアムにアップグレードしてくれたし)

なぜ熊本にロケに?NHK「みんなのうた」の映像を制作するためだ。山鹿という街にある「ピアノ」を題材とした新しい歌のバック映像をつくる。放送は10月から。4分40秒のドラマを作るために行ってくる。いつもの仕事と違って結構楽しいのだ。純粋で素朴ないろんな人と出会えるし・・・心の洗濯にもなるしね。JALの旅だ(笑)