2014年10月22日水曜日

「熱中」

皇太子殿下がお見えになる番組の収録が昨日終わった。本番中、殿下のお座りになるテーブルに2度も行ったのに、お顔を拝見した記憶が無い(笑)。殿下の隣に座っている外国の方を迎えに行く役目だったから、暗めの会場で人を間違えないように、そのゲストだけを見ていたから、隣が殿下だという事を瞬間忘れてしまっていたのだ。ゲストに英語で話かれられても困るから(笑)とにかくゲストをスムーズに移動させることだけを考えていたからなぁ。

番組の収録が終わり、スタッフから「社長が一番皇太子さまの側に行きましたよね」と言われ、そう言えばそうだが、え!見ていないかも・・・となって一件落着!ってか。それにしてもその前後といい貴重な経験をさせていただいた。

話が跳ぶが、今週の金曜日に「フランク永井」さんの7回忌の集いにお招きいただいているので、スピーチのために以前作った番組を見直してみた。つくづくこういう番組を作っておいてよかったと思う。この番組をみれば「その歌手のすべてがわかる」という事をテーマにしたシリーズの番組だが改めて見直してみると(よくできているよなぁ)と自画自賛。誰が主役でも、やはり作り手の愛情を感じる番組がいい。会社を設立して21年間、その思いは変わっていないと思うのだが。

ほとんど徹夜で昨日の本番を終えたスタッフは、今日も普通に出勤し、普通に仕事をこなしている。彼らや彼女らも、番組を愛し、仕事を愛し、頑張ってくれているのだろう。何よりも、人に対して優しさが見えているのがいい。だから、藤原も殿下の存在を忘れて仕事に熱中できるのだ(笑)